こんにちは、いかがお過ごしですか。
関東では梅雨明けとともに一気に太陽の力が強まりました。
突然ですが、今回は父について書きます。
先月から父の介護が急に本格化しています。
わたしは若い頃、父のことが苦手でした。もうほとんど顔を直視できないほど、父を受け付けられない時期が長くありました。
ただ、年齢を重ね、経験を積み、父に対する見方が変わりました。
ダメなところも多くある父ですが、良いところもたくさんあります。娘の私が思い描く「理想の父親像」とはかなり差がありますが、不器用ゆえに伝わりにくいだけで、父の「心根」はやさしく、ユーモラスです。
その「心根」に気づいてからは、氷が解けていくように、少しずつ、父に対する気持ちがやわらいでいきました。
今はとても愛おしく感じます。
認知症が進むと、良いとことと悪いところ、いずれも過剰になるのですね。
姉やわたしがお腹を抱えて笑い泣きするほど愉快に話してくれる一方で、気に入らない人に対しては暴言を吐き、何十年も前の過去を悔いては未来を気に病む...。そうした両極端の顔を見せることが増えています。
幸い父はそうした自分の姿を客観視できないので、いいのですが、まわりは戸惑います。なかなか大変です。母のケアも必要です。
家族に対して抱える感情は複雑ですから、冷静に状況を見つめるのはむずかしいものです。
でも、心のざわめきを感じたり、無力感に襲われたりしたとき、わたしは感情を紙にかきなぐります。すると、心が本当にスッとラクになります。「なんで、こんなことで滅入っていたんだろう?」と自分がばかみたいに思え、気持ちが上向いていきます。
わたしの癒し、しょうたろう。
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