プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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手書きすることあれこれ: 2019年6月アーカイブ

2019年6月24日 14:07

遠距離恋愛と手紙の話、夏のグリーティング切手

こんにちは、いかがお過ごしですか。

先日Barでお酒を飲んでいるときに、たまたま隣に座った20代半ばとおぼしき若い女性が、今、ニュージーランド人と遠距離恋愛中で、「スカイプやZOOMだけだとさみしいから、手紙を書こうと思って便箋を買ったんです」と言っていました。

すると、それを聞いていたBarのママが、「アジサイを押し花にして手紙に添えたら?」「日本の四季を感じてもらえるよ。来月になったらヒマワリがいいね」なんて言っていました。

わたしは自分の職業を一切、話さないまま「いいわ! すごくいいわ!!」と強く同意を。

>スカイプやZOOMだけだとさみしいから
と感じる感性が好き。

また、
>日本の四季を感じてもらえたら、会いたくなって会いに来てくれるかも!
と(そこまでは言わないけれど、)そうした工夫を思いつける想像力も好き。

とても楽しい時間でした。


わたしは20代後半の頃、遠距離恋愛をしていた人との間に2年半で500通くらい文通経験があります。相手からも同じくらい(もうちょっと多いくらい)もらいました。
まだケイタイ電話を持っていない頃だったので、遠く離れた相手と連絡をとる手段として手紙がいちばんリーズナブルかつ、身近な道具でもあったのです。

2年半で約500通といえば、平たくいうと週休2日・笑
当時、わたしはOLさんだったので、会社から帰宅する途中の電車の中で書いていたこともあります。帰宅して封をして切手を貼り、翌朝、駅前のポストに投函してからまた電車に乗るのが習慣でした。

たいしたことは書いていません。今日の天気とか昼に食べたものとか仕事のこととか、日常の何気ないことしかつづっていませんでした。でも、相手も同じように日常の何気ないことをつづってくれるのがうれしくもありました。その何気ないことを通して感じることがたくさんありました。

つかれて帰宅しても、郵便受けを開けると手紙が届いていました。
その瞬間が、喜びでした。

この話をすると、「自分もある!」と同じような話をしてくれる人が意外と多くいます。
とりわけ50代・60代の男性も、若い頃に文通していたという人は大勢いるでしょう。なつかしい思い出ですね。



20190624.jpg
夏のグリーティング切手、62円と82円。
これは使いやすい! わたしの中では久々のヒットです。



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2019年6月 3日 17:00

昔の62円切手、鎌倉のコトリさん、浜松注染、ハガキの価格あれこれ

こんにちは、いかがお過ごしですか。

梅雨入り間近。
気持ちは晴れ晴れと過ごしたいですね!


■ 昔の62円切手です。いずれもお気に入りなので大切に保管していましたが、10月の値上げ前に使い切らないと! 1円切手との組み合わせはどうしても無理がありますので。みなさんもいかがですか。
20190603-1.jpg
稲穂の切手は夏には少し使いにくく、渋くも見えますが、「たわわに実る」や「実るほど首を垂れる・・・・」のメッセージ性が好きで好んで使っています。


■ 協会の講師からお土産でいただきました。鎌倉のコトリさん。好きな人にはたまらないお店ですね。
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■ こちらも協会の講師からいただいた浜松注染染めのハンカチ。普通郵便で送るギフトとして最適。ややミニサイズのハンカチです。
20190603-5.jpg

■ 「むらかみ先生が書いたハガキが見たい」とリクエストをいただいたので、写真を撮りました。リアルな1枚、許可をとらずに掲載しているため編集者さんの名前は伏せますが、マガジンハウス社だから会社住所はオープンにしていいかと思いました。
20190530-5.jpg
20190530-4.jpg
この62円切手も昔のものです。ウサギが手紙を書いている「ふみの日」切手。この(切手の)サイズだと吹き出しがつけられます。上の稲穂だとギリギリ、黄色い永田萌さんのイラストのほうだと付けられません。が、(切手の)サイズが大きいとそれ自体で存在感があるので、吹き出しのような飾りはかえってうるさくなりますね。

万年筆は中字、インクはペリカン社のロイヤルブルー。

ハガキは古川紙工社のもので1枚150円とちょっとお高め。同じ古川紙工社のそえぶみはがき箋(むらかみかずこ監修 8枚入り400円)のほうが断然コスパがよいため自分ではあえて買いませんが、たくさんいただいたので、ありがたく使わせてもらっています。

もっとも最近はハガキ(ポストカード)市場全体が値上がりしているのか、1枚180円とか200円超えのものも、わりとよく見かけるようになりました。

少しくらい高くても気に入ったもので送りたいという気持ちもわかりますし、昔はもっと安かったのに、とかつてをなつかしむ気持ちもわかります。

いずれにしても、「何のために送るのか?」という目的がはっきりしている人は高くても気に入ったものを買うでしょう。
それか、本当にハガキの価値を知っていて、ハガキが好きでたまらない少数派・でも年間だと相当な額をつかう人(例/わたし)は価格にシビア、当然、デザインにも紙質にもシビアになりますね。


@万年筆を買うときにはそれなりにだいぶ大胆に「えいや!」と思いきるのに、ハガキの価格にはいつになってもシビアです。

万年筆のほうがよっぽど高いのにね・笑 




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