ご挨拶の最近のブログ記事
こんにちは、いかがお過ごしですか。
2020年元旦。
父に会いに、父が入所している施設に行きました。
思うように体が動かない状態ではありますが、話はできるので、ありがたいです。
父との会話を通して、またいろいろと気づくことがありました。
そして、あらためて「わたしはこんなにも深く父の影響を受けていたのか」と愕然としました。
父はわたしに「和子」という名を付けてくれました。
「和を以って尊しと成す」。
大変むずかしいことではありますが、この名にふさわしい人になれるよう、誇り高く、生きていこうと思いました。
本年も、よろしくお願いいたします。
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雑誌『企業実務』(日本実業出版社)1月号、手書きで心を動かすビジネスハガキのマナー記事を執筆しました。
こんにちは、いかがお過ごしですか。
2019年の大みそか。あと数時間で新しい年を迎えます。
先日、一般社団法人手紙文化振興協会の理念をつくりました。
ずいぶん前から、ちゃんと言語化しよう・しなければ、と思っていたものの、わたし一人ではなく講師のみなで考えたいという思いから、ずるずると後回しになっていました。
ようやく言語化でき、これで新たな年を迎えられます。
一般社団法人手紙文化振興協会
●活動理念
手紙文化の継承と振興によって心豊かな時間の創出に寄与する
●活動指針
1.手紙に関する見聞を広げ、社会に発信する
2.気持ちが伝わる手紙を書く知恵や技術を伝える
3.手紙のスペシャリストを育成する
●活動の心得
・まわりの人の喜ぶ顔を想像し、感謝や思いやりを形にします
・手間をいとわず、ひと手間の価値を大切にします
・言葉や季節を重んじ、自国の文化に誇りを持ちます
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多くの知識人たちが言うように、ここ数年のうちに社会はより一層、効率化に向かい、多くの仕事がAIに代替されていくでしょう。
では、こうした時代において、手書きや手紙の価値は失われるのでしょうか? いいえ、わたしは決してそうは思いません。
AI化が進めば進むほど、わたしたち人間は「便利さ」や「効率」だけでは決して満たされない「温かさ」や「安らぎ」、人間の生存欲求ともいえる「だれかに認められたい」という感情を無視できなくなります。
そして、それは必ず「表現」に向かいます。
ここでいう「表現」とは、自分の中にある思想や感情を外に向けて表すことをいいます。具体的には、気持ちを伝えて他者とつながったり、モノづくりや文化・芸術活動を通して感性が共鳴する人たちとの出会いを育んだり、身近な人と愛を深め合ったりすることです。
手紙は相手を認め、自分の気持ちを伝えるために、書くものです。
しっかり自分を持って進んでいこうと思います。
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2019年はこれまで生きてきた中で、いちばん深く心が動いた1年でした。
プライベートでは数年前からはじめた歌のレッスンをがんばり、バチカンのサンピエトロ大聖堂でミサ曲を歌いました。決して忘れない、一生の財産になりました。
2020年もよろしくお願いいたします。
新年おめでとうございます。
平和な世の中でありますように。
健康に過ごせますように。幸せを感じる時間が多くありますように。
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12月は年賀状がらみの案件もあり月初めからずっとあわただしく、クリスマスが近づくにつれ「もう果てました・・」とばかりにフェードアウトとなっておりました。
親がシニアになると、まとまった休みは家の雑事に追われるのですね。年末には実家の片づけや施設訪問を。年始には家族で食事したほか、姉とショッピングに行ったり、初詣、東京タワー観光を。
日々いろいろあるのは当然として「生きていて今がいちばん幸せ」と胸にストンと感じられるお正月でした。一年後の今日も同じように感じていたいです。気分一新、また笑顔で元気にがんばろう!
■手紙の力(その一部をご紹介すると・・)
【書くとき】
・相手のことを想像する貴重な時間が持て、幸せを感じる瞬間が増えます
・相手のよいところに気付け、感謝できます
・文字をつづるうちに気持ちが落ち着き、高ぶった感情が穏やかになります
・文章を考える過程で頭の中のモヤモヤがすっきりと整理されていきます
・思いを言葉にすることにより、自然と意思が強くなります
・季節の移り変わりや暦に意識が向き、好奇心が刺激されます
・忘れていた漢字を思い出せ、言葉の知識が広がります
・自分の中にあるよい心を実感でき、癒されます
【受け取ったとき】
・「あの人から届いた」という新鮮な驚きを感じられ、好意や感謝の気持ちが生まれます
・文字から人肌や人間味を感じ、心があたたかくなります
・手間をかけてもらったこと、大切にしてもらったことに気づき、感謝できます
・感性が刺激され、「わたしも書いてみよう!」と行動したくなります
・喜んだり、笑ったり、悔やんだり、相手の言葉に心が動き、自然と元気が出ます
・返事を急かされている感覚がなく、その気軽さに心地よくなります
・文字、紙、ペン、切手など言葉以外からも相手の人柄や性格を想像して楽しめます
元旦に手相師さんに手相を見てもらったら、「あなたは100歳まで生きる!」と断言され、ゴキゲンでした。笑
本年もよろしくお願いいたします。