プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

詳細はこちら

メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

最近の記事

カレンダー

  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        

テーマ別

テーマ別

アーカイブ

手書きすることあれこれ: 2009年2月アーカイブ

2009年2月13日 10:49

大事な手紙と、遊びのハガキ

こんにちは、いかがお過ごしですか。

明日のバレンタインデーを前にして何ですが、今日は13日の金曜日ですって!(笑)

「だからなんだ?」って話ですが。今朝読んだメルマガで書かれていて、すごくツボにはまったので~。(^^ゞ


さて、仕事をしていると、まれに、襟を正して、きちんと考えを組み立てた上で、手紙を書かなければいけない場面も訪れますね。

たとえば、まだ見ぬ方に何か大切な案件をお伝えしたり、依頼したりするとき。あるいは、こちらの不手際によって相手を怒らせてしまい、もうどうにもならなくて、謝罪文を書かなければならないとき。

わたしの場合、1年に2回くらい、そういう手紙を書く機会が訪れるように思います。

先日は、まだお会いしたことがない著名な方に向けて、ご挨拶&お礼&依頼の手紙を書きました。内容は公開できませんが、封筒はこちら。

daiji.jpgこういうときは、やはり便箋とそれとお揃いの封筒を使って、手書きで文字をしたためるべきですね。あくまでケースバイケースですが、パソコンで打った手紙を事務用の封筒に入れて送るのと、手書きした手紙とでは、相手に与える印象がまるで異なりますもの・・

長文を書くときは、まずパソコンで下書きすることをおすすめします。事前に上司や信頼できる方に読んでもらい、意見を聞いてから書くのもいいでしょう。

ヘタすれば1日がかり。肩も凝ります。でも、そのぶん、相手に伝わるといいなぁ、と思います。

 

ガラッと変わって・・

3mai.JPG kitty.JPGこちらは、10年来のお友達に書いたハガキ3枚。赤ちゃん(女の子)が生まれたんです。ちょうどキティちゃんの絵入りハガキ(3枚セットで210円)を購入したばかりだったので、ちょっとビックリさせちゃおう!と思い、いっぺんに3枚つづきで書きました。

友人宛なら、こういうのも、楽しいですよね☆

キティちゃんハガキは、こちらからも、買えますよ!
 http://kitte-shop.post.japanpost.jp/goods/goods/item_detail.asp?item_id=100189

 

人気ブログランキングへ  ランキングに参加しています。応援してくださ~い。

ページTOPへもどる

2009年2月 6日 15:21

紙と、色と、ペン先の関係。

こんにちは、いかがお過ごしですか。

今日は久しぶりに太陽が昇りました。心なしか、夕べも暖かかったです。立春をこえ、少しずつ春に向かっているのかなぁ・・。@気が早い?!

 

さて、昨日、便箋(紙の質)とインクの関係についてちょっとふれましたので、今日もひきつづき。

わたしは、紙や色が大好きで、ついでのときに紙屋さん(神保町の竹尾さん http://www.takeo.co.jp/cgi-bin/site/index.php)に出かけ、いろんな紙に触れてうっとりしたり、色見本帖(色の違う小さな紙が束になっています)を眺めつつ、息抜きしたりして楽しんでいます。←決して、あやしいわけではありません。。^^;

 

ですから、仕事のやりとりのときに添える一筆箋も、インクのなじみ方、インクの色の出方、どんなペン先(太字・細字など)で書くといちばん「しっくり」くるかを意識しながら、ときと場合・相手によって、一筆箋の素材や絵柄、あわせる筆記具、インクの色を選び分けたりしています。

たとえば、

・初対面の方には、インパクトが残るように、目の粗い和紙に、太字の万年筆で、あざやかなブルー
・年配の方には、お行儀よくうつるように、繊細な紙に、細字の万年筆で、上品な感じのブルー
・親しい友達には、ちょっと遊び心のある模様の一筆箋で、変わったインクの色 など・・

いちいちになると面倒なので、こだわっているわけではないですが、なんとなくでもそういうのを意識しておくと、自然と、相手の感覚に近い手紙になるように思うんです。

yoshi.jpg上の写真は、右が太字の万年筆であざやかなブルー。中央が細字の万年筆でシックなブルー。左が黒の細字のボールペン。紙は洋紙(表面がツルツル)です。

だいぶ、受ける印象が違うと思いませんか?

画面では、ちょっと分かりにくいかな。実物(手書き文字)を見ると、だいぶ印象が異なることに気づくと思いますよ。


 

人気ブログランキングへ  ランキングに参加しています。応援してくださ~い。

ページTOPへもどる

2009年2月 5日 17:34

インクのにじみと与える印象の関係

こんにちは、いかがお過ごしですか。

昨日は立春でしたね。そろそろ梅の花が咲き始める頃ですね・・

さて、先ほど書いたばかりの手紙をひとつご紹介します。

letter.JPG一週間ほど前、知人の社長さんを通して、あるビジネス書を1冊いただいたんです。書籍の中に著者ご本人のメッセージと名刺が挟まっており、すぐにお礼の電話はしたんですが、今日あらためてお返しに、拙著をお送りしようと思い、上の手紙を添えました(ほかに、名刺も添えています)

初対面の方なので、印象に残るほうがいいかなぁ、と思い、お気に入りのペリカン社のロイヤルブルーインク(ブルーの発色が、すごくあざやかなんです)で書きました。

一筆箋は、市役所内の売店で買ったもの。市内の授産施設でつくられているもので、写真ではちょっとわかりにくいですが、だいぶ目の粗い和紙で、ふすま紙に近いような感じのものです。


letter2.JPG目の粗い紙に書くときは、インクのにじみが激しいので、小さな文字で書くより、大きな文字でざくざくと大胆に書くほうがいいですね。

すると、自然に文字から醸しだされる印象が明るくなりますし、相手に与える印象も大らかになるように感じます。

ちなみに、一筆箋って、1枚で使うものだと感じている方もいるかもしれませんが、複数枚にまたがっても、ぜんぜん問題ないと思いますよ。

お行儀よく書こうとするより、思うままに腕を動かしながら文字をつづるほうがいいですね。すると、文字の風合いが増して、より「その人らしい」手紙になると感じます。


 

人気ブログランキングへ  ランキングに参加しています。応援してくださ~い♪

ページTOPへもどる
1
HOME

書籍紹介

『感じのいい人がやっている 気持ちが伝わる絶妙3行文章』
新刊
『感じのいい人がやっている 気持ちが伝わる絶妙3行文章』
PHP研究所
価格:1,300円+税
『お客の心をつかむ 売り込みゼロの3分ハガキ術』 『お客の心をつかむ 売り込みゼロの3分ハガキ術』
日本経済新聞出版社
価格:1,300円+税
『できる大人の'一筆添える'技術』 『できる大人の'一筆添える'技術』
KADOKAWA中経の文庫
価格:600円+税
『仕事がもっとうまくいく!たった3行のシンプル手紙術』< 『仕事がもっとうまくいく!たった3行のシンプル手紙術』
日経ビジネス人文庫
価格:800円+税
『一生使える、一筆箋の美しいマナーと言葉』 『一生使える、一筆箋の美しいマナーと言葉』
PHP研究所
価格:1,500円+税
『一行フレーズで気持ちが通じる 大人の言葉遣い400』 『「一行フレーズ」で気持ちが通じる 大人の言葉遣い400』
KADOKAWA
価格:1,200円+税
『手書きで心を伝える 一筆はがき』 『おとなの手紙時間』
サンマーク出版
価格:1,300円+税
『手書きで心を伝える 一筆はがき』 『手書きで心を伝える 一筆はがき』
NHK出版
価格:600円+税
『手書き文字を美しく 心が通じる一筆箋』 『手書き文字を美しく 心が通じる一筆箋』
NHK出版
価格:571円+税
「さらっと書いたのに心が伝わった!」という文章が作れる 『「さらっと書いたのに心が伝わった!」という文章が作れる』
KADOKAWA中経出版
価格:1,200円+税
できる大人のひとこと手紙 短くても印象に残る335フレーズ 『できる大人のひとこと手紙 短くても印象に残る335フレーズ』
高橋書店
価格:1,000円+税
愛されて仕事ができる女の気くばりのコツ 『愛されて仕事ができる女の気くばりのコツ』
PHP研究所
価格:1,200円+税
たった3行のシンプル手紙術 『たった3行のシンプル手紙術』
日本経済新聞出版社
価格:1,300円+税
大切なあの人へ ラブレターを書こう! 大切なあの人へ ラブレターを書こう!
原書房
価格:1,500円+税
すぐ書ける心がホッとやわらぐ手紙と言葉 すぐ書ける心がホッとやわらぐ手紙と言葉
新人物往来社
価格:1,300円+税
仕事がもっとうまくいく! ものの言い方300 仕事がもっとうまくいく! ものの言い方300
日経ビジネス人文庫
価格:667円+税
仕事がもっとうまくいく!書き添える言葉300
『仕事がもっとうまくいく!書き添える言葉300』
日経ビジネス人文庫
価格667円+税
一筆箋の書き方、楽しみ方 『一筆箋の書き方、楽しみ方』
KKベストセラーズ
価格:524円+税
cover-i2.jpg 『付き合い上手になって、仕事が驚くほどうまくいく できる大人の"一筆添える"技術』
ディスカヴァー・トゥエンティワン
価格:1,300円+税
『お客の心をぎゅっとつかむ!小冊子作成講座』 『お客の心をぎゅっとつかむ!小冊子作成講座』
同文舘出版
価格:1,400円+税

監修本紹介

『世界一短い手紙で気持ちを伝える そえぶみ箋の使い方』
新刊
『世界一短い手紙で気持ちを伝える そえぶみ箋の使い方』
実務教育出版
価格:1,200円+税
『愛される女性になる一筆箋の書き方』 『愛される女性になる一筆箋の書き方』
宝島社
価格:1,080円+税
あなたの人生を変える一筆箋活用術 『あなたの人生を変える一筆箋活用術』
自由国民社
価格:1,200円+税
手紙美人 手紙美人
洋泉社
価格:933円+税