プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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手書きすることあれこれの最近のブログ記事

2019年12月11日 15:42

年賀状あれこれ、お茶室と日本庭園

こんにちは、いかがお過ごしですか。
12月半ば、年の瀬まであっという間ですね。

先日、電車の中で「年賀状」について熱心に話す男性二人と隣り合わせました。
どちらも30代でしょう、妻帯者のようで「どこの印刷会社に頼んだ?」「いくらだった?」「デザインを決めるときに奥さんと揉めなかった?」「奥さんはメッセージを手書きするみたいだけれど、自分はやらない」「会社の人とは毎年、LINEでやっているけれど、それが面倒」など、とても興味深い会話が聴こえてきました。

強いていえば、「何枚発注したか」知りたかったな。

一般に、一世帯あたり何枚くらい年賀状を送るのでしょう...?
日本郵便さんの資料を見れば、おそらく「平均値」はわかるのでしょうけれど、その平均値がいわゆる平均値とも限らないと感じます。

わたしが子どもの頃は母が父・祖母・子どもたちの分もまとめて郵便局で購入していたように記憶していますが、最近も親が子どもの分の年賀状を買うのでしょうか...?
高校・大学生ともなると、子どもが自分のお小遣いの中でねん出するのかな...? となると、自分では買わないのかもしれませんね。


年賀状というと、面倒なものの代名詞のように感じる人がいる一方で、手元に届く枚数が年々少なくなるのを見て、どこかさみしく感じる人も、やはり、います。
とりわけ高齢になると、また単身者にとって、人気(ひとけ)のないお正月はさみしく感じられるものです。

ここでは年賀状のやりとりを続けたいときの例文を紹介します。
LINEやメールを使って友人とやりとりする際に参考にしていただければ幸いです。

▼年賀状がこないお正月はさみしいものです
よろしければぜひ、これまで通りお送りください

▼年賀状が届くと気持ちが明るくなります
差支えなければ、これまで通り送っていただきたく思っています

▼毎年、あなたから届く年賀状を楽しみにしています
来年もお送りいただければ、嬉しいです

▼喪中ではありますが、年賀状のやりとりは続けたいと思っています
お気になさらず、お送りいただければ幸いです


なお、「年賀状をやめたいときの例文を教えてほしい」という声もいただくのですが、その理由が人それぞれ異なるでしょうから、基本的には気持ちのままに綴るとよいと考えます。

そのうえで、あまり具体的なことまで踏み込みたくないときは、「事情により」「いろいろ考えまして」「いろいろなご意見はあろうかと思いますが、私の場合は今年で最後に...」などでもよいと思いますし、あえて「やめます」と宣言しなくてもよいとも思います。


先日、久しぶりに連絡をとりあった方から、「年賀状の季節になると、むらかみさんを思い出します」と言っていただきました。

年賀状のむらかみさん。一筆箋の...。手紙の...。3分ハガキの...。お礼状の...。ラブレターの...。(以前は)小冊子の...。・・・
まだまだ弱いとも思いますし、もっとほかにも枕になる具体的なものをこれからじっくりジワジワ確実に作っていきたいと思っています。

そう考える時間はとても楽しいです。わくわく!!! 


一駅分、歩く途中で立ち寄った公園内のお茶室と日本庭園。歩くといいことありますね。いい時間でした。

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2019年11月 5日 22:19

お墓参りとご先祖様、公園の秋、クリスマス便箋、スタバのビバレッジカード

こんにちは、いかがお過ごしですか。

伊豆にお墓参りに行きました。
遠くの山まで見渡せるさわやかな秋晴れのもと、清々しい気持ちでお墓の前に立ちました。

お寺の住職に過去帳を見せてもらったところ、気づくことがたくさんあり、ジーンと熱いものがこみ上げてきました。目が真っ赤になりました。


わたしの祖父には吃音がありました。
祖父はそれが理由で戦時中の徴兵検査で不合格となり、戦争に行かなかったと聞いています。当時の日本は軍国主義・愛国主義一色でしたから、徴兵検査で不合格となった祖父は、そのことでまわりからずいぶん揶揄されたり、いじめられたりもしたそうです。

でも、吃音だから反論できませんでした。言いたいことを何も言えずに、ただじっと耐えるしかありませんでした。
祖父はそうした厳しい状況下にありながらも農家として懸命に畑を耕し、作物を育て、父を含め7人の子を養い、その成長を見守りました。

祖父は徳を積んだ人でした。

会いたかった。
会って、その存在を感じていたかったです。
ご先祖様の存在にかなうものはないですね。


近くの公園にて。季節はめぐります~
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一年があっという間ですわ。
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スターバックスビバレッジカード!!
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2019年10月18日 20:35

よい質問、切手でゆうパック、歌舞伎観劇、雑誌『毎日が発見』連載中

こんにちは、いかがお過ごしですか。

先日、企業向け「手書きのひと言実践研修」の際に、とてもよい質問をしていただいたことが印象に残っています。
具体的なことは伏せますが、ではよい質問とはどういう質問を言うのかわたしなりに考えてみると、「うちの会社だったら」「自分の場合だったら」と自分の身におきかえて考えられた質問のことを言うのだと思います。

リアリティがあるから、こたえるほうもワクワクします。
生保・住宅・不動産・車・通販・訪販など、富裕層・シニア層など、手書きのひと言は特に喜ばれます。


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62円切手が余ってしまったので、ゆうパックの支払いにあてています。あまり知られていないようですが、ゆうパックは切手でも支払えます。

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歌舞伎座で昼の部を観劇しました。愛之助さんの五役早変わりあり、お祭り佐七の賑わいあり、華やかな舞台でした。 
御ひいき勧進帳の「ひいき」の字は「摂」と書くのですね。舞台を観ていても、ちょっとしたことから気づくことがたくさんあり、勉強になることばかり。
母にも喜んでもらえて嬉しかったです。とてもよい時間でした。ありがとうございます。


雑誌『毎日が発見』、なぞり書きのページで連載しています。
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2019年9月20日 16:17

初秋のローマ・ヴァチカン、歌の旅。

こんにちは、いかがお過ごしですか。

遅い夏休みをとり、趣味でやっている合唱でローマ・バチカンに行きました。
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指揮者/西本智実さんの指揮のもと、サン・ピエトロ大聖堂でモーツァルト戴冠ミサと、オラショ(グレゴリオ聖歌)を歌いました。翌日にはサンパウロ教会に場所を移し、ベートーヴェン第九を歌いました。
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上はリハーサルの様子です(場所はローマのサンタンドレア・デッラ・ヴァッレ教会)


わたしはこの旅を忘れない。
早朝に一人でサンピエトロの広場にたたずんだとき、ピエタを前にしたとき、クーポラを下から見上げたときの感覚、音の残響、マエストロの鬼気迫る表情...、感動的な瞬間が次から次にやってきて、胸がいっぱいになりました。じっくり噛みしめていきたいです。

オペラ「トスカ」の舞台でもあるサンタンジェロ城から、バチカンを臨んで。
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今回のツアーに参加するにあたり、一生懸命、練習を積んできました。
とりわけ、モーツァルトの戴冠ミサは三度の飯と同じくらい好き! 邪気のない、若くみずみずしいエネルギーを体いっぱい感じていました。


世の中がどんどん便利な方向に進化する今、手紙という手間の最たるものに携わっているわたしは、この半年くらいずっと不安や恐怖で体がブルブル震える感覚を覚えていました。

でも、わたし自身がクリエイティブであれば、いつでも価値を生み出していけるんですよね。
バチカンの圧倒的な富と権力を前にすると、すべてが丸裸にされるようです。そのとき何が残るのか? 凛々しく貫ける人は尊いと。そんなことを感じて、帰りの飛行機の中、「恐れや不安はすべて空に置いていこう」と決めました。

やりたいことがたくさんあります。
少しずつしかできないことがもどかしくもあり、でも、楽しく、目の前のことに励んでいこうと思います。




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2019年8月29日 11:46

雑誌掲載、うれしい増刷、拙著の感想、もらってうれしい1枚を書く

こんにちは、いかがお過ごしですか。

関東では朝晩、心地よい涼風が吹きはじめました。
大雨のシーズンでもあり、大気の状態が不安定になるとともに、夏の疲れが体に出やすい頃でもありますね。
わたしは早寝早起きを心がけています。


●雑誌「25ans」、取材協力しました。テーマは「令和の令嬢になる」だそうです。

メールやLINE、チャットやSNSは便利で手軽、快適です。
その一方で、肌身離さずスマホを持ち歩く毎日だからこそ、SNSでフォロワーの数を競いあうより、関わる人一人ひとりと時間をかけて理解し合いたい。ゆっくり信頼関係を築いていきたい。
そうした豊かさを求める声が高まりつつあるのも、感じます。

デジタルもよし。人肌を感じるアナログもよし。
両方のよいところを取り入れて生きていきましょう。
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上記写真に表紙カヴァー写真が掲載されている拙著『一筆箋の美しいマナーと言葉』(PHP研究所)12刷の連絡を受けました。長い期間にわたって大勢の人の手にわたっていますこと、しみじみうれしく感じ入っています。ありがとうございます。


●当協会の講師がツイッターで拙著『お客の心をつかむ 3分ハガキ術』(日本経済新聞出版社)の感想を見つけた! と言って、スクリーンショットを送ってくれました。
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実践している人の声はリアルだから、うれしさもひとしお。
当協会にご依頼いただく「お客様の心をつかむ 手書きのひと言実践研修」の数も以前に比べて確実に増えています。

手書きは必ず効果につながります。
が、肝心なのは、「もらってうれしい1枚を書く」こと。そのために覚えておかなければならないスキルやコツ、継続する仕組みをふんだんにお伝えしています。


秋に出版予定の本の製作も、そろそろ佳境。いい本にしたいです。




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