ある秋の日の光景。知人のお宅で野菜を山ほど収穫させていただき、お庭にイスとテーブルを並べてポトフをつくり、ビールとワインとパンで乾杯。総勢8名。なんとも贅沢な時間でした。
上の写真に写っている野菜は8等分しておのおの自宅に持ち帰りました。ほかに柿と柚子も。両手が千切れそうになる重さ。帰宅して一心不乱に仕分け、料理しました。
・レタス →ツナと塩昆布でサラダに
・ほうれんそう →胡麻和えに
・水菜 →友人宅2軒におすそ分け。残りはバルサミコとナッツでサラダに
・小松菜 →友人宅2軒におすそ分け
・小松菜 →友人宅2軒におすそ分け
・ちび大根 →大根葉をジャコと醤油でふりかけに。フライパンで3回分。友人宅に少しおすそ分け。残りの大根葉と大根は豚ばらと煮つけに
・ラディッシュ →友人宅2軒におすそ分け。残りは甘酢漬けに
・ねぎ →ぬたに
・さつまいも →友人宅2軒におすそ分け。残りはまだまだ
・ミント →ハーブティに
一通りすべておいしくいただける目途がたち、ドッと脱力...。やりきった感。
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この秋は新たな趣味をはじめたため、関わる人が増え、はじめましての人と会話する機会が多くあります。
わたしの場合、これまでほとんど仕事一辺倒でやってきたせいか、仕事の場面だとここ数年は教える側にいることのほうが圧倒的に多かったと思うのですが、新しい趣味の場面ではすべて教わる側にいます。それが心地よくて、嬉しいです。
「それはなんですか?」「どうやるんですか?」「どうしてですか?」「わからないです」「初めて知りました」「なんでわかるんですか!?」「へぇー!」「そうなんですかー!」
そんな言葉ばかり口から出てきます。
そんな言葉ばかり口から出てきます。
写真がよくないですが、ハッと目が留まるかわいらしさ。名前も印象的ですね。果実は昼間開いて、夜閉じるのだそうです。
タマサンゴ/フユサンゴ (ナス科)
プチトマトを一回り小さくしたくらいのサイズです。あまり目立たないため、見つけたときの喜びは大!!
クチナシの実
乾燥させたものが料理に使われます。花とは異なり、香りはほとんど感じられません。
ツリバナ
釣られるようにぶら下がっていることから、ツリバナというそうです。
通りがかりのお宅の庭木のため、あまりジロジロ見るのははばかれますが、それでもじっくり観察したく......。飾り物みたいですね。クリスマスツリーにも合いそうです。
通りがかりのお宅の庭木のため、あまりジロジロ見るのははばかれますが、それでもじっくり観察したく......。飾り物みたいですね。クリスマスツリーにも合いそうです。
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この秋は束の間の赤い実探しが楽しくて! どれも自宅近く、しょっちゅう歩いている道にあるのに昨年までぜんぜん気づきませんでした。おかげで、毎日のワンコの散歩時間が、昨秋の何倍も充実しています。
ヒメザクロ(姫柘榴)
ヒサカキ(姫榊)
ザクロより小さいからヒメザクロ、サカキより(葉が)小さいからヒサカキ。おつですね。日本語はどこまでも奥深く、興味がつきません。
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ここ数年、終活の一つとして「年賀状じまい/終活年賀状」というワードが広く知られるようになりました。
「今年で年賀状を最後にします」と知らせる年賀状じまい。必ず送らなければいけないものではありませんが、何も知らせずに辞めて「一体どうしたんだろう?」「何かあったのだろうか?」と気を揉ませてしまうとしたら、本意ではないですね。
しかしながら、いざ送るとなると、様々な悩みが生じるようです。
■いつ送るか? 送るタイミング
1. 年内に送る(11月初旬~12月半ば)
多くの人が年賀状を書き始める前に送ると、親切です。その際は年賀状ではなく、印刷会社のひな形や、市販のハガキやポストカードを使って送りましょう。
2. 年賀状にひと言添えて送る(正月)
例年どおり年賀状を送り、その年の年賀状をもって最後にしたい旨を書き添えます。辞退する理由は触れても触れなくても、どちらでもかまいません。「終活の一つとして」「寄る年波には勝てず」などとすると、納得感があると思います。
3. 松の内が明けてから送る(1月8日以降)
新年に年賀状を送らなかったことを詫びるとともに、来年以降は辞退する旨を書き添えて送りましょう。冬の寒い時季に健康を気づかう「寒中見舞い申し上げます」という一文から書き始めるとスマートです。
辞めるか続けるかにとらわれるのではなく、今後、相手との関係をどうしたいか、どのようにつながっていきたいかを考え、「これからは電話で連絡しますね」と書き添えたり、LINE等のQRコードを掲載しておく方法もあります。
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福岡のテレビ局RKBテレビの夕方の情報番組「タダイマ!」に、手紙文化振興協会の講師、手紙の書き方コンサルタント 田中美和講師がリモート出演しました! 年賀状じまいについてお話ししました。