お気に入りの便箋類の最近のブログ記事
塔本シスコ 90才のプレゼント 2003年 (C)Tomoto Kensaku
溢れんばかりの幸せオーラ。
塔本シスコさんは熊本県八代市の出身。
50歳を過ぎて見様見真似で画家を目指し、91歳で亡くなる直前まで情熱を持って絵を描きつづけた方。上のポストカードは自身の90歳の誕生祝いにもらった花や愛猫を描いた作品です。
お花もニコニコ笑っているみたいです。
お花もニコニコ笑っているみたいです。
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今週は身近なところからたびたびコロナ感染の知らせが届きます。
難事のときこそ、人にやさしくありたいですね。
やさしい言葉は救いになり、生きる希望につながります。おおげさではなく。
・その後、体調はいかがですか
・困っていることはありませんか
・もうあっという間に快復すると思いますが、どうか引き続きお体を大切に
・快復を願い、待っています
クリムト「接吻」
この絵のモデルは、クリムト自身と、エミーリエという女性だと言われています。
クリムトの自宅には常に幾人もの女性が出入りしており、少なくとも14人の婚外子がいたとされています。しかしながら、本当に愛したのはエミーリエただ一人。エミーリエのことを心から敬愛していたクリムトは、亡くなる直前、「エミーリエを呼んでくれ...」という言葉を遺してこの世を去りました。
クリムトの自宅には常に幾人もの女性が出入りしており、少なくとも14人の婚外子がいたとされています。しかしながら、本当に愛したのはエミーリエただ一人。エミーリエのことを心から敬愛していたクリムトは、亡くなる直前、「エミーリエを呼んでくれ...」という言葉を遺してこの世を去りました。
この絵を見ると、決してエミーリエを失いたくない(決して崖下に落としたくない、大切に思うがゆえの不安に負けたくない)というクリムトの愛の深さが感じられ、わたし自身がだれかに抱きしめられ、守られているかのような、また、わたし自身がだれかを必死に抱きしめることで、自分自身をも守ろうとしているかのような感覚を覚えます。