こんにちは、いかがお過ごしですか。
8月になり、原爆や戦争のニュース・映像を多く目にします。
わたしの祖先も戦争で大切な人を亡くしました。平和な世の中を心から願います。
さて、夏本番。
ヒマワリ、ヤマユリ、ハイビスカス、サルスベリ、ラン、タチアオイ、ノウゼンカズラ... 夏の花はどれも迫力があり、生命力を感じますね。
手紙の場合、さすがにこの暑さだと涼やかな絵柄を使いたくなりますから、アサガオや金魚柄の紙アイテムに目が留まります。
「暑いですね」という言葉ばかり発してしまう自分に嫌気がさす頃、なるべくなら明るい話題に目を向けて、楽しく過ごしたいですね。
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当協会では、なかなか継続しがたい手書きのハガキや一筆箋をだれでも実践できるコンテンツにまとめて、企業研修やセミナー等でお伝えしています。
今の時代に喜ばれるのは、シンプルな短い手紙です。
サンプルをお見せすると、中には「たったそれだけでいいのか?」と甘く見る人もいるようですが、シンプルを追求することほど難しいことはないと考えます。
また、受け取る相手にとって「もらってうれしい1枚」を書こうと思えば、おのずと言葉は短くシンプルになるものです。
・いつもありがとうございます/感謝しています
・お元気ですか/お変わりないですか
そうした感謝やご機嫌うかがいのひと言には、書き手の素直さがあらわれます。すんなりと違和感なく受け取れるので、共感が得られやすいのです。
書くほうも気負いなく書けるから、リラックスして書けます。悩まなくていいので、気が楽です。気楽だから、また書きたくなります。
指揮者のチョン・ミョンフン氏がYouTubeで観た動画で次の言葉を言っていました。
音楽家の目標はシンプルさに到達することだ。
シンプルさの中にすべてが込められていなければならない。
とても難しいことだが、長い時間をかけて経験を積んで研究する中で、外から見ればシンプルだが、中身は非常に豊かなものを生み出せるようになる。
とても奥深い言葉だと感じます。