お気に入りの便箋類の最近のブログ記事
鳩居堂
秋隣(あきとなり)。秋の七草のひとつ、桔梗(ききょう)のシルクスクリーンはがきです。鳩居堂さんの王道的なデザインですね。
秋の七草は、それぞれの頭文字をとって「おすきなふくは」で覚えます。
・女郎花/おみなえし
・尾花/すすき
・桔梗/ききょう
・撫子/なでしこ
・藤袴/ふじばかま
・葛/くず
・萩/はぎ
そういえば先日、友人宅にお邪魔したら、くず粉でつくった手作りの胡麻豆腐を出してくれました。食後にはくず粉でつくった手作りのレアチーズケーキまで! しっかりモチモチした食感であっという間に美味しくいただきました。
すばらしいですね。くず粉を使いこなすなんて「できる女」なイメージです。わたしはまだ自分でくず粉を買ったことがなく、スーパーでも見かけた(探した)ことがありません。今度どこか大きめのスーパーに行ったとき、探してみよう!
上村松園(焔)1918年 東京国立博物館
京都市京セラ美術館で上村松園展をやっているので、ささっと観てきました。
上の絵も観ました。「源氏物語」に出てくる六条御息所。裾まで描かれていないので、お化けですね。羽織に蜘蛛の巣がからみついているようです。
自分を捨てた男(光源氏)を恨み、男が情を交わした女たちを次々と呪い殺した六条御息所。怖いですね、おどろおどろしいですね。
自分を捨てた男(光源氏)を恨み、男が情を交わした女たちを次々と呪い殺した六条御息所。怖いですね、おどろおどろしいですね。
怖い女を描いた絵、好きです。
ほかにクリムトの「ユディット」も大好き。無性に惹かれます。
怖いもの、見たことのないもの、不気味なものに対して人は恐怖心を抱き、忌み嫌います。その一方で「怖いもの見たさ」という言葉があるように、それは同時に強烈な好奇心を呼び起こします。
絵、物語、音楽、映画...、そして人も。
明るさややさしさだけでない、怖さ、おそろしさは吸引力の一つ。
あぁ~、ひんやり冷気が漂います。涼しいわ(笑)
漆絵画帖 蝶図/柴田是信
(C)Kiyomizu Sannenzaka Museum
漆絵画帖 植木鉢に猫図/柴田是信
(C)Kiyomizu Sannenzaka Museum
京都の清水三年坂美術館に蒔絵を観に行きました。上の2枚はそのときに購入したものです。
柴田是信は絵画だけでなく蒔絵も漆もやっていたのですね。
以前から柴田是信の日本橋・榛原製のポストカードを愛用しているので、京都の小さな美術館でその名を見かけたとき、「うゎ!」と嬉しい驚きがありました。
わたしはもともと関東の出身で、昨年から京都に住みはじめたばかりなので、京都に長く住む人が集まる会に顔を出したりすると、ふいにアウェイな雰囲気を感じることがあるのです。
柴田是信といえば、わたしにとっては「以前からその名を知っている江戸の人」なので、今回の京都での再会が、ことさら誇らしく感じられたのだと思います。
どことなくユーモラスなタッチの絵が多いですね。動植物に対するやさしさを感じます。
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オリンピックがはじまりましたね。わたしは自宅にテレビがないので観てないのですが、観てないなりにYouTubeでダイジェストだけ観ています♪