プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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お気に入りの小物たちの最近のブログ記事

2021年5月 6日 13:19

苺、新緑がまぶしい

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竹久夢二 京都便利堂
苺がおいしい季節です。

そういえば、先日、趣味で野菜をたくさん育てている人と話したとき、「畑をやるようになってはじめて野菜の旬を覚えた」と言っていました。たしかに、おおざっぱに冬野菜・夏野菜の区別はついても、たとえば里芋とか、ショウガとか、セロリとか、わりとよく食卓にのぼるものでもパッとわかりにくいものがありますね。*里芋とショウガは秋、セロリは春と秋が旬のようです。

そういう知識や教養がちゃんと身に付いていたら、日々の買い物の仕方や料理、和食屋さんでのオーダーも変わるでしょうし、暮らしがもっと豊かになりそうです。

わたしは昨年夏、京都に越してきて初めて「ひの菜」「えび芋」を知りました。「鹿ケ谷かぼちゃ」もそうです。教えてくれる人や店がないとなかなか覚えないので、その存在をありがたく思います。

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法然院/京都市左京区
門の奥に見える新緑がひときわまぶしい! 


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2020年10月 2日 11:00

満月の切手2種と、「月がきれいですね。」

20201002-2.jpg
20201002-1.jpg
たしか満月の切手があったはずと思い、切手のストックブックを見返しました。
上は、令和元年のかもめーる当選切手。
下は、昭和60年発行の60円切手(横山大観 夜桜)です。

頭の中がキーと混乱すると、急に切手を探したくなったりします。
美しいものを見てホッとひと息つく時間。大切ですね。


IMG-5451.JPG
幼なじみが送ってくれました。実家のそばから見えるお月様。


 I love you を「月がきれいですね。」と和訳したのは夏目漱石。
うーん、ロマンチックですけれどもだいぶ遠い。。。ですね。



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2019年8月15日 20:30

鳥さんハガキ、デジタルとアナログの組み合わせ、文通アプリ


こんにちは、いかがお過ごしですか。
8月半ばになり、朝晩のワンコの散歩中、公園で耳にする蝉の鳴き声が少し小さくなった気がします。

大きな公園の近く住むようになってから、鳥のさえずりや虫の鳴き声にしぜんと意識が向くようになりました。
緑はいいですね。あたりまえのようですが、木があるから鳥や虫が集まることを、最近ようやく実感しています。

20190815-1.jpg
手元にあった「鳥モノ」ハガキをざざっと集めてみました。


先日、ある大学教授の先生が「今の時代、表面的なことしか話せなくなっている。若い人ほどその傾向が強い。それが手書きの手紙だと、しぜんと深い話/思想・哲学的なことまで話せる(書ける)からいいよね」ということをおっしゃっていました。

わたしも同じように思います。
本当に言いたい・伝えたいこと、心の奥にあることを声に出して表現するのは、むずかしいものです。
伝えたいとは思うものの、何をどう伝えたらいいのかわからない/自分なりにじっくり考えてからでないと感じていることや考えていることを言語化できない。そう感じることって、多々ありますね。

箇条書きでも単語だけでも、書いているうちにしぜんと「自分はこういうことを考えて、こういうふうに感じていたんだ」と気づく瞬間が増え、それが自己理解という喜びにつながり、伝えることがラクになります。

デジタルとアナログ、急を要することとじっくり考えて対応すること。
どちらか一方に偏りすぎるわけでもなく、試行錯誤しながら自分なりに柔軟に組み合わせていくことが大事だと思います。


20190815-2.jpg
協会の講師に教えてもらった「Slowly」という文通アプリを使って、見ず知らずの人と文通(アプリでメッセージ交換)しています。

自分の趣味や興味のあるジャンルを入力しておくと、それに合いそうな人を自動的にマッチングしてもらえます。
日本人同士ならメッセージを送って半日~1日で相手に届きますが、外国だとアジアなら1~2日、ヨーロッパやアメリカ大陸だと2~4日くらいかかります。

そのタイムラグを楽しむというのが、このアプリのコンセプトなのでしょうね。

わたしはイタリア語と英語の勉強に使っています。
まだまだ翻訳サイト頼みですが、楽しんでいます♪

*顔が見えないアプリですから、いろんな人がいるとは思います。自己責任でお願いします。念のため。






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2019年7月 2日 11:01

7月ですね。五島の旅、蛍狩りなど

こんにちは、いかがお過ごしですか。

雨降りの朝、1日遅れでカレンダーをめくりました。
気が付けば今年も上半期が終わったのですね。いろいろなことがあったような? そうでもなかったような? いずれにしても時間が経つのがこわいくらい早く感じられます。


羽田ー福岡の往復航空券が当たったので、あわただしい合間を縫って長崎県五島列島の福江島に行きました。
1泊2日の強行スケジュールではありましたが、大雨の中、キビナゴ漁の漁師さんと軽トラでドライブしたり、夜は大勢で焼酎を飲んで夜中までカラオケしたり、体をいっぱい使ってリフレッシュできた旅でした。(五島と少し縁があるのです)
20190702-2.jpg
かわいいサイズの飛行機。雨でちょっと揺れました。


個人事業主のライターとして初めて自分の名刺をつくってから、ちょうど20年が経過しようとしています。
この20年、決して楽ではなかったですし、どちらかというと自分のダメな部分や弱いところに気づくたび、悔しく思うことばかりでしたが、それでもなんとかずっと好きなことでご飯を食べてこられたことに、しみじみ感じ入っています。

がんばった。よくやっている。
と、ようやく自分を褒めてあげることができるようになりました。

すべて手紙を書いてきたおかげです。手書きは最強。これからもっと価値が高まるはずだと確信しています。



20190702-3.jpg
蛍狩り。歌川国貞。

男性が手にしているのは団扇と小箱ですね。団扇で蛍をつかまえて小箱に入れて持ち帰るのでしょう。
蛍狩り、いいですね。ずいぶん前に天然の蛍をたくさん見た記憶があるのですが、場所がどこだったか、どうしても思い出せません。
最近は都心でもずいぶん見られるようですね。


20190702-1.jpg
今の時季に使いたい、涼やかなカードたち。






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2019年6月 3日 17:00

昔の62円切手、鎌倉のコトリさん、浜松注染、ハガキの価格あれこれ

こんにちは、いかがお過ごしですか。

梅雨入り間近。
気持ちは晴れ晴れと過ごしたいですね!


■ 昔の62円切手です。いずれもお気に入りなので大切に保管していましたが、10月の値上げ前に使い切らないと! 1円切手との組み合わせはどうしても無理がありますので。みなさんもいかがですか。
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稲穂の切手は夏には少し使いにくく、渋くも見えますが、「たわわに実る」や「実るほど首を垂れる・・・・」のメッセージ性が好きで好んで使っています。


■ 協会の講師からお土産でいただきました。鎌倉のコトリさん。好きな人にはたまらないお店ですね。
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■ こちらも協会の講師からいただいた浜松注染染めのハンカチ。普通郵便で送るギフトとして最適。ややミニサイズのハンカチです。
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■ 「むらかみ先生が書いたハガキが見たい」とリクエストをいただいたので、写真を撮りました。リアルな1枚、許可をとらずに掲載しているため編集者さんの名前は伏せますが、マガジンハウス社だから会社住所はオープンにしていいかと思いました。
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この62円切手も昔のものです。ウサギが手紙を書いている「ふみの日」切手。この(切手の)サイズだと吹き出しがつけられます。上の稲穂だとギリギリ、黄色い永田萌さんのイラストのほうだと付けられません。が、(切手の)サイズが大きいとそれ自体で存在感があるので、吹き出しのような飾りはかえってうるさくなりますね。

万年筆は中字、インクはペリカン社のロイヤルブルー。

ハガキは古川紙工社のもので1枚150円とちょっとお高め。同じ古川紙工社のそえぶみはがき箋(むらかみかずこ監修 8枚入り400円)のほうが断然コスパがよいため自分ではあえて買いませんが、たくさんいただいたので、ありがたく使わせてもらっています。

もっとも最近はハガキ(ポストカード)市場全体が値上がりしているのか、1枚180円とか200円超えのものも、わりとよく見かけるようになりました。

少しくらい高くても気に入ったもので送りたいという気持ちもわかりますし、昔はもっと安かったのに、とかつてをなつかしむ気持ちもわかります。

いずれにしても、「何のために送るのか?」という目的がはっきりしている人は高くても気に入ったものを買うでしょう。
それか、本当にハガキの価値を知っていて、ハガキが好きでたまらない少数派・でも年間だと相当な額をつかう人(例/わたし)は価格にシビア、当然、デザインにも紙質にもシビアになりますね。


@万年筆を買うときにはそれなりにだいぶ大胆に「えいや!」と思いきるのに、ハガキの価格にはいつになってもシビアです。

万年筆のほうがよっぽど高いのにね・笑 




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