こんにちは、いかがお過ごしですか。
今月は3連休が2回もあって、だいぶ得した気分でした。季節の変わり目で、体調を崩しやすい時期です。たくさん睡眠をとって、元気に毎日過ごしたいですね。
万年筆の雑誌『趣味の文具箱』の新刊vol27号、23日(月)から発売です!
わたしは「男のシンプル一筆術」というコーナーを企画・執筆させてもらっています。
以前、この雑誌の誌面上で、タレントの水道橋博士が、この雑誌のことを「エロ本みたい」と言っていました。
今号では、シンガーソングライター・なぎら健壱さんが、「こういう底意地の悪い雑誌があるから、困っちゃうんだ」と言っています(といいつつ、創刊号からの愛読者だそうです・笑)。
コアな情報がいっぱいの、万年筆ファンにはたまらない雑誌です。
今号の特集記事は「美軸名鑑」。
万年筆のボディのことを「軸(じく)」と言います。その軸の素材、デザイン、カタチについての特集なので、特別な知識がなくても、ながめているだけで「キレイだなー」「格好いいなー」と堪能できるでしょう。
まずは書店さんで。
わたしの連載ページも、よろしければぜひ、見てやってください!
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「着物1枚、帯3本」という言葉があります。
着物1枚に対して違うテイストの帯が3本あれば、3通りの着こなしができ、1枚の着物でもじゅうぶんに楽しめる、という意味です。
これを万年筆にたとえると、「万年筆1本、インク3本」。
インクの色を入れ替えることで、1本の万年筆を長く飽きずに使いこなせると感じています。
実際のところ、よい万年筆になると、それなりの価格ですから、短期間にそう何本も買い揃えるわけにはいきません。
それに対して、インクは1本1000円ほど。書くたびにとは言わずとも、季節が変わるごとにその時期に似合う色のインクを入れれば、おのずと季節を感じ、メッセージをしたためる際には相手にも季節を届けられます。
冬から春に向かうときには、気持ちが華やぐ明るいあざやかなブルーや、スミレ色。
夏から秋に向かうときには、少し気分が落ち着くダークブルーやブラウン色。
なんとなくですが、わたしはそんなふうにインクを使い分けています。
写真は、手元にあったインクを集めてみたものです。
全部で15本、そのうち「ブルーインク」が8本/8種類ありました。