プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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お気に入りの便箋類の最近のブログ記事

2019年8月 6日 19:34

夏の花、シンプルに書くことなど

こんにちは、いかがお過ごしですか。

8月になり、原爆や戦争のニュース・映像を多く目にします。
わたしの祖先も戦争で大切な人を亡くしました。平和な世の中を心から願います。

さて、夏本番。
ヒマワリ、ヤマユリ、ハイビスカス、サルスベリ、ラン、タチアオイ、ノウゼンカズラ... 夏の花はどれも迫力があり、生命力を感じますね。
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手紙の場合、さすがにこの暑さだと涼やかな絵柄を使いたくなりますから、アサガオや金魚柄の紙アイテムに目が留まります。

「暑いですね」という言葉ばかり発してしまう自分に嫌気がさす頃、なるべくなら明るい話題に目を向けて、楽しく過ごしたいですね。


当協会では、なかなか継続しがたい手書きのハガキや一筆箋をだれでも実践できるコンテンツにまとめて、企業研修やセミナー等でお伝えしています。

今の時代に喜ばれるのは、シンプルな短い手紙です。
サンプルをお見せすると、中には「たったそれだけでいいのか?」と甘く見る人もいるようですが、シンプルを追求することほど難しいことはないと考えます。

また、受け取る相手にとって「もらってうれしい1枚」を書こうと思えば、おのずと言葉は短くシンプルになるものです。

・いつもありがとうございます/感謝しています
・お元気ですか/お変わりないですか

そうした感謝やご機嫌うかがいのひと言には、書き手の素直さがあらわれます。すんなりと違和感なく受け取れるので、共感が得られやすいのです。
書くほうも気負いなく書けるから、リラックスして書けます。悩まなくていいので、気が楽です。気楽だから、また書きたくなります。


指揮者のチョン・ミョンフン氏がYouTubeで観た動画で次の言葉を言っていました。

音楽家の目標はシンプルさに到達することだ。
シンプルさの中にすべてが込められていなければならない。
とても難しいことだが、長い時間をかけて経験を積んで研究する中で、外から見ればシンプルだが、中身は非常に豊かなものを生み出せるようになる。

とても奥深い言葉だと感じます。




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2019年8月 1日 17:43

梅雨明け、母に手紙を、ふみの日切手、便箋いろいろ、手紙柄のコーヒーほか

こんにちは、いかがお過ごしですか。
涼しかった梅雨が明け、急に酷暑がやってきました。

ここ数か月、公私ともにそれなりにヘヴィーな出来事がつづき、それが当ブログにもあらわれており、心配をおかけしたり、嫌な気持ちにさせてしまった方もいたかと思います。
自分でも気づいていましたし、近しい人から指摘を受けたりもしていました。反省。

ですが、プラスの面に目を向ければ、それらの出来事を通して感じた怒りや悲しみの中から、自分の中に眠るエネルギーが少しずつ目を覚ましたように感じています。


先日、母に手紙を書きました。
多かれ少なかれ、どこの家庭でもあるように、わたしの場合も父や母に対して様々な葛藤を抱えて生きてきました。

はじめは電話をかけました。でも、電話だとどうしても感情的になって、お互いに言わなくていいことまで言ってしまいそうで嫌なので、やっぱり書いて伝えたいと思いました。

何度も書き直してようやく送れたとき、「これまで長く心の奥底にありながらも気づけていなかった思いをようやく伝えられた!」、その満足感で、ホッと肩の荷が下りる感覚を味わいました。


今の時代における手紙/手書きの価値は、気持ちを伝えてまわりと絆をつくることだと思っています。
面と向かって話せればいいですが、それができないときや、むずかしい人もいますしね。

なにはともあれ、楽しく気分よく伝えられれば、それに越したことはありませんね!


■7/23「ふみの日」に発売された「ふみの日切手」、とても好き。昭和の空気がただよう、味わい深いイラストですね。
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■上記のふみの日切手(62円)で届いた、消印を捺しそびれたであろう貴重な1枚です。背伸びしてポストに手を伸ばす女の子の足元にワンコがいるのですね! お行儀よく待つ姿が可愛らしい。
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■日本ホールマークさんからいただきました。いつもありがとうございます。さっそく一筆箋を使ったところ、とても喜んでいただけたようです。

■当協会の講師からいただきました。パッケージが手紙柄のドリップコーヒーです。飲んでしまうのがもったいなくてしばらく置いておいたのですが、先日ついに封を開けて飲みました。まだ1通、残っています。いつ飲もうかな。
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■企業研修の情報誌『企業と人材』で記事を書かせていただきました。
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2019年2月18日 14:40

ご先祖様の話、お手紙フリマ、古切手屋さんなど

こんにちは、いかがお過ごしですか。
今週は暖かい日がつづくようです。

昨年秋ごろから、父(昭和10年生まれの84歳)に、父の子どもの頃の話、父の両親や父の祖父母の話などを根掘り葉掘り聞き出しています。根掘り葉掘りというと言葉は悪いようですが、今しか聞ける機会がないため、わたしももう遠慮しないで「それでそれで?」と踏み込んで聞いています。

すると、今までほとんど知らなかったびっくりすることがたくさん出てきて、小説を読むよりおもしろいくらい。
ご先祖様に対する「畏怖」のような感情も、不思議と胸に湧いて出るようになりました。これまでも慕う感覚はありましたが、今回のような感情は初めてです。

村上の家は大切な人を戦争で亡くしています。
わたしの名前が「和子」なのは父が平和を願って付けたからです。
子どもの頃は平凡過ぎるこの名前を疎ましく思っていましたが、そう名付けるにいたった父の心境が、ご先祖様の話を聞くことによってだいぶ腑に落ちてきた気がして、今はとても大切なものに思えます。


昨年末、「年賀状じまい」というこれまで聞いたことのなかったテーマが話題になりました。「齢を重ねてまいりましたので、今年で年賀状を最後にします」という「年賀状じまい」。わたしの親もそうですが、施設に入ったり介護度が高くなったりすると、自分の近況を家族や本当に気を許せる近しい人以外には知らせづらく、大勢の人と関わることがどうしても億劫に、またしたくてもできなくなるようです。

人づきあいはうれしく楽しい反面、わずらわしさや負担を感じることもあります。年齢が上がり、気力・体力の衰えとともに後者の感情が強くなり、年賀状に対して消極的になるのもわからないことではありません。

ではなぜ、昨年急に「年賀状じまい」が話題になったのでしょうか。想像でしかありませんが、天皇皇后両陛下の退位と関係があるのでしょう。

両陛下が退位する。それはとてもさみしいことですね。同じ時代を生きてきたシニアの人たちが、心の奥深いところで両陛下の退位を自身のそれと重ねるかのごとく「わたしも同じように様々なことに一区切りつけたい」と感じるのは、自然なことだと感じます。

あと数か月もすると元号が変わり、新しい時代がはじまります。
どんな世の中になるかな。

**

目白にある「切手の博物館」で行われた「お手紙フリマ」で買いました。会場は熱気ムンムン。久しぶりの人にも会え、楽しかった!
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小澤征爾さんの切手を指定買い。
崩れ落ちそうなほど大量に積み重なった切手フォルダの中から「あぁ、あれね」とすぐに目当ての1枚を見つけ出す古切手屋のマダムと、「20世紀シリーズにもありますよ」と応じる常連風の男性客・・。ディープな人たちでした。笑
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2018年12月13日 17:19

雑誌『一個人』で年賀状、ハウスメーカー情報誌『pao』、付箋、持ち歩きグッズ、クリスマスの特印、マキシほか

こんにちは、いかがお過ごしですか。
冬本番となりました。そろそろクリスマス・・そして、年末ですね。


■ 雑誌『一個人』、福を呼び込む正月の作法というテーマで、年賀状について取材協力しました。
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例年、この時季になると、年賀状をテーマにいくつか講演や取材をお請けします。その際にはいつも「マナーやルールを知ることは大事なことですが、それらにとらわれるのではなく、自分らしく等身大の言葉でつづりましょう。そのためには・・・」と伝えしています。
人と心地よくかかわっていくために、年賀状というツールを上手に使っていけたらいいですね。


■ 大手ハウスメーカーが発行している情報誌で取材していただきました。巻頭特集/大きな写真入りで掲載していただきました。表紙の写真にある冬の富士山、見事です。
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表参道にあるカード専門店/ウイングド・ウィールさんで撮影させていただきました。


■ 日本ホールマークさんからいただきました。楽しい付箋たち。使いやすくて気に入っています。
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■ いつもカバンの中に入れて持ち歩いている紙アイテムです。手前のケースはmidoriさんのもの。いちばん使うのは「封筒」です。
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■ 目白にある切手の博物館の特印で届きました。
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■ こちらは「そえぶみはがき箋」を使ったマキシマムカード。マキシマムカードとは①はがき②切手③消印 3つのデザインをコーディネートして1枚の絵画のような世界をつくりあげることをいいます。当協会の講師にも達人さんがいます。インスタグラムで #マキシマムカードと入力すると色々出てきて楽しいですよ。
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ハガキの裏面に切手を貼る際には、「切手裏面貼付」と書くか、写真のようなスタンプ・シールを貼るのがルールとされています。
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■ 名古屋在住の講師からのプレゼント。愛知県のフォルムカードと遊び箋(名古屋城)。
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★番組出演のお知らせ。
NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断 坂本龍馬編」
http://www4.nhk.or.jp/ijin-kenko/

12月12日(水)20:00 本放送
12月18日(火)23:45 再放送


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2018年11月24日 13:31

高知遠征、ワンコ柄コーデ、冬グリ、初日印、年賀切手、再放送のお知らせ

こんにちは、いかがお過ごしですか。

先日、高知市内の企業からお招きいただき、研修を実施してきました。
高知の女性は豪快ですね。宴会の盛り上がりぶりもすごく、たくさんもてなしていただきました。
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翌日レンタカーを借りて仁淀川に行きました。ネットで見た「仁淀ブルー」が観たかったのですが、夏のほうが断然、青く見えるのだそうです。そのぶん紅葉まっさかり。雨上がりでしっとりした冷気を感じました。ここの苔たちはみな幸せそうです。
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■ ペットフードメーカーに勤務する当協会の講師から、ワンコのおやつがいっぱい届きました。切手と宛名(一筆箋)のコーディネート、インパクト大!!!
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■ こちらもいただきものです。日本ホールマークさん、いつもありがとうございます。
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動物柄のレターセットがイチオシ。ありそうでないデザインですね。
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■ 冬のグリーティング切手はハーバリウム。今年はクリスマス柄の切手が出ないのですね。さみしいです。
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どうでもいいようですが、マニアな人たちは冬のグリーティング切手のことを「冬グリ」といいます。夏は「夏グリ」、春は、秋は・・・。


■ 初日印で届きました。華やかですね!
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■ 年賀切手4種。長いほうは「おとしだま」番号付きです。
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敬愛するイタリア人指揮者/アンドレア・バッティストーニ氏の来日により、めくるめくコンサート三昧。脳みそくらくら・・、濃密な時間を過ごしました。

これで一足早くわたしのクリスマスはおしまいです。あとはやることやるのみ!



★番組出演のお知らせ。
NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断 坂本龍馬編」
http://www4.nhk.or.jp/ijin-kenko/

12月12日(水)20:00 本放送
12月18日(火)23:45 再放送



【おたずね】
このブログの常時SSL化の作業をしてくれる業者さんを探しています。かれこれ半年近く探しているのですが、なかなか出会えず。どなたかピン!とくる方がいたら、ぜひ教えてください。
メール/info ★tegami.or.jp  


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