当時はパソコンやケイタイ電話がまだ一般的でなく、遠く離れた人と連絡をとりあう手段といえば、電話か手紙くらいしかなかったんです。電話代もまだ高かったですし。
わたしが手紙を書く理由の最近のブログ記事
当時はパソコンやケイタイ電話がまだ一般的でなく、遠く離れた人と連絡をとりあう手段といえば、電話か手紙くらいしかなかったんです。電話代もまだ高かったですし。
こんにちは。いかがお過ごしですか。
今日は日食。あいにく厚い雲に覆われていて、こちらからは何も観られませんでした~。残念!
インターネットで次々とアップされる動画を楽しみに、午後の時間を過ごしたいと思います。
さて、20日、お世話になっている文房具朝食会に参加してきました。
文房具朝食会とはmixi内のコミュニティで、文房具好きが集まって、一人1つずつ、好きな文房具や買ったものの使えない文房具、文房具のユニークな使い方などを紹介するという魅惑の会(笑)のことです。
今回わたしがご紹介したのは、写真にある越前和紙の「楮(こうぞ)一筆箋手漉和紙」(左)と、同じく手漉きの授産品の一筆箋(右、以前のブログでちょっと書いています)です。
どちらも手漉きならではのしなやかな感触、ザラっとした存在感に惹かれています。
楮の一筆箋は、福井県の杉原商店さんのもので、五反田にある東京デザインセンター内のショップで購入しました。価格は850円。高価なので、まずは観賞用(笑)。トクベツなときに使おうと思います。
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日本の紙づくりの技術というのは、世界的にみて、とても高いようですね。
日本の住宅には和室があり、和室には障子(しょうじ)や襖(ふすま)がありますから、それで製紙法が発達したのでしょう。
古く紀元前までさかのぼると、紙は宗教との関連が深く、古代エジプトでは文字は羊の皮に書かれていたといいます。
ただ、この羊の皮というのはとても貴重で、聖書1冊を書くのに羊500頭分の皮が必要だったとか。
そのため、紙の発明(開発)には多くの時間が費やされ、試行錯誤の繰りかえしによって編み出された紙の製造法は、ときとして国家機密であり、紙は貿易の際の通貨の役割も担っていたといいます。
つまり、紙と製紙法は宗教によって広まり、宗教は紙によって世界各国に伝えられたというわけですね。
<上記、杉原商店さんのサイトに掲載されている論文『和紙の歴史』の一部を要約・転載しました>
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実は、8月下旬、KKベストセラーズさんから、文庫本『一筆箋の書き方、楽しみ方』 価格550円(税込)を出版させていただきます。
わたしが手紙というものに強く惹かれたり、一筆箋という紙の楽しみ方についての書籍を出版させていただけるのは、名前から授かったご縁もあるのかな。
「むらかみ・かずこ」という名前の中に、「かみ」と和紙の「和」、両方入っているんです。@両親に感謝です。
書籍についてはまたおって、ご紹介させてくださいませ。(*^_^*)
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その前に、こちらの本もぜひおすすめです!!
『「ぼうず丸もうけ」のカラクリ』ショーエンKさん著(ダイヤモンド社 1365円)
<7月のセミナー開催予定>
◆7/29(水)『ひと手間の「手紙」が、何倍もの仕事となって返ってくる!』(株式会社OCLさま主催) ←好評受付中☆
http://www.ocl-abc.jp/seminar20090729.html
こんにちは。いかがお過ごしですか。
おととい・昨日と気持ちのいい青空が広がりました。ちょうど満月でしたね。お月様、見ましたか? すっごく大きな、白く輝くお月様でした!
さて、今日は長文です。よろしければ、お付き合いください。なんのために? だれのために? 手紙を書くことをおすすめしたいのか。
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わたしは、頭の回転が遅い口ベタなせいか、子どもの頃からずっと、「思ったことをすぐに言葉にして伝えられない」ストレスを抱えていました。
また、気が小さいせいか、「成功」「勝ち組」「ステータス」や「スゴイ人」などというきらびやかな世界観を前にすると、途端に腰が引けてしまい、一気に謙虚になりすぎてしまうようなところがあります。
そのため、男性的な・動物的なエネルギーによってではなく、しなやかに、たおやかに、自分の理想とする世界を築いていきたい。
それができるとしたらどんなに素敵だろう、そんなふうに生きていきたいし、お仕事していきたいと、生意気ですが、真剣に、そう思っています。そして、これまでもずっと、そう思って、やってきました。
同じように考える人って、たくさんいると思うんです。特に、女性は。
前に出すぎるのが苦手な人、言いたいことをその場で主張できないために損をしがちな人、ちゃんと考えてからでないと言葉にできないために「何を考えているんだかわからない」などと言われてしまう人・・
だから、わたしは、そういった人たちに向けて、自分の実体験の中から学んできた「上がっていく方法」を提案していきたい。
それが、手紙を書くことです。
現在、わたしは、会社の強みや社長さんの想いを言葉にして伝えることで会社のファンをつくる、いわば手紙の延長ともいえる「小冊子」づくりのお仕事をしています。
ありがたいことに、プレゼンや対面での営業は一切したことがないにもかかわらず、ご依頼は常に順番待ち。
この分野の第一人者として、制作実績は日本一を誇ります。
その間、やはりずっと、手紙を書いてきました。
1年間に書く手紙の枚数は、ハガキが1000枚くらい。書類のやりとり時に添える一筆箋も加えれば、1200枚くらい。
手紙を書いてきたことによって、気が小さいし、人前に出たり、大勢の人の前でパワフルに振舞うことが苦手なわたしでも、人に好かれ、目上の人に可愛がられ、感謝され、喜ばれ、応援されて、日本一の実績をつくってきました。
だから、あなたにも、伝えたい。
ご縁のある方に向けて、楽しみながら手紙を送りつづけることによって、あなたも、
・人に好かれ、
・気に入られ、
・可愛がられ、
・気が効くね、と褒められ、
・いつもありがとう、と感謝され、喜ばれ、
・応援される
人になります。
それは決して「スゴイ世界」「きらびやかに光り輝く世界」ではないかもしれません。ですが、確実に、信頼できる人に恵まれ、安定した状態で、お仕事がうまく運ぶようになります。毎日を楽しく、心豊かに過ごすことができます。
わたしは、その方法を、お伝えしたいと思います。
@ふぅ、、ここまで書くのに3日かかりましたん。^^; けど、だいぶ、吹っ切れてきた!
最近、届いた1通です。イラストはイルカさん♪ イルカ語の研究をしているんですって! すごいー☆
こんにちは。いかがお過ごしですか。
わたしはちょっと体が重い。。運動不足を解消しなきゃ!です。
さて。だれかから手紙が届いたとき、素直に「うれしいなぁ」と思う手紙と、「なんだか別にもらっても仕方ないよ」と思う手紙、どちらもあると思いませんか。
もらってうれしい手紙とうれしくない手紙、その違いはどこにあるのでしょうか。
わたしの場合、そこに書き手の「感性」が感じられるかどうか、だと思っています。
会社が一斉に印刷して無造作に送るDM、日ごろは口にしないような堅苦しい言葉ばかりが並んでいるワープロ打ちの無機質な手紙、形式ばった手紙、無個性で創意工夫の感じられない手紙・・
その反面、手間隙かけられた、細部へのこだわり・工夫が尽くされた手紙・・
どちらも同じ「手紙」には変わりありませんが、感性の高い人(たとえば心豊かな人、心のやさしい人、仕事ができる人)ほど、後者の手紙を送ってくれるんです。
文面はもちろんのこと、便箋、ポストカード、筆記具、切手、スタンプなど、いろいろある道具の中からどれを選ぶか。どう使うか。
・だいぶ秋が深まってきたから、便箋はこれにしよう
・先日○○の話をしたから、○○について書こう
・あの人に似合うのは、この切手
・天気がよくて気持ちいいから、この○○を使おう
などなど。
送る相手の趣味・人柄、送る相手と自分との関係性、季節や天気、自分の気持ちなどにに応じて道具を使い分け、文章を書き分ける。
そうすることで、もらってうれしい手紙が出来上がります。そして、感性の高い人とつながることができるんです。
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ミクシィが年賀状を郵送してくれるんですね!マイミクさんの住所がわからなくてもOKとのこと。すごい~!! 楽しみです☆ ドキドキですよね。わたしも申し込んでみようかなぁ・・♪
こんにちは。いかがお過ごしですか。
3連休の真ん中。急に秋本番? だいぶ肌寒くなりましたね。風邪をひいていませんか。
さて。今日は自己開示シリーズPART2!!
「つづきを書く」といったり、「やっぱりやめた」といったり。先日投稿した内容も、何度か読み直して、書いたり消したり、ちょこちょこ修正を繰り返しました。
https://www.yourletter.jp/2008/10/post-51.html
わたしはなぜ手紙を書きはじめたのか。なぜ手紙のすばらしさを伝えたいと思うのか。なんのために? だれのために?
いろんなことを考えます。
わたしの場合、どうしても文章が「重く」なってしまうんですよね(苦笑)
日ごろ、自分のことを話さないのに、たまに無理して(自分を奮い立たせて)話そうとするから、重くなるのか? それとも、もともと思考が重い人なのか?
たぶん両方だと思うんですけど(笑)、このブログについては「素敵な」「楽しい」「わくわく」路線を貫いていきたいので、あまりどんよりしない程度に、小出しに自己開示していこうと思います♪
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コンプレックスや心の悩みといえば、いきつくところは、家族のことになりませんか。
わたしは長く、父との心の交流が途絶えていました。
女の子が抱える、男親に対する独特な感情。それがずいぶんと長引いてしまい、それこそ父と腹を割って話をすることが、もうさっぱりできなかったんです。それも、つい最近まで。
わたし、いま37歳です。たぶん中学生ぐらいからそうだったから、かれこれ25年近くも・・
さすがに、そろそろ乗り越えないと、ヤバイですよね。何がヤバイかって、これを乗り越えない限り、わたし、女性としての幸せを得られないような気がしますもの・・。
ここ半年ほど、自分の心を向き合わざるをえない出来事が何度もつづきました。「そろそろちゃんとしなさいよ」という神様からのサインのようにも思えました。
野口嘉則さんの『鏡の法則』という大ベストセラーがありますね。
出版当初、本を読んでいたく共感し、わたしもこの物語の主人公と同じように、勇気を出して、父に電話をしてみました。
でも、先日も書いたように、わたしの場合、電話だと、やっぱり話の波にのっていけなくて、自分の言いたいことを言えなくなってしまうんです。
父が気を遣って、あれこれ話してくれるのに相槌を打っているうちに、口を開くタイミングをやりすごしてしまい、結局、そのまま電話を切る・・
そういうことが2回つづいて、「あぁぁぁ・・・」と、やっぱり逃げてしまっていました。
ですが、ほんの2ヶ月ほど前でしょうか。わたし今、手紙の本を出版させていただく準備をしているんですが、その準備を通して手紙についてあれこれと考えているうちに、ふと、「そうだ! 父に手紙を書けばいいんだ!」と、気づいたんです。
このときは、ファックスを送ることにしました。シンプルな文面で。でも、ちゃんと考えた、心に素直な言葉をつづって。
そしたらね、なんだか長年の胸のつかえが「ふわ~っ」ととれていくように感じたんです。それこそまるで、天使の羽が天空からヒラヒラと舞い降りるように、「ふわ~っ」と・・!
その後、父から電話がかかってきて・・ その電話ではじめてきちんと向き合った会話をして、ようやく「ごめんなさい」「ありがとう」と言うことができました。
それ以降、週に1度くらいでしょうか。思いついたときに、父にファックスを送っています。
たいしたことは書きません。
「お父さんへ。元気?もうすぐ△△ちゃん(←姪っ子の名前)の運動会だね。お父さんは見に行くの? かずこは行くよ。じゃあね~」
「お父さんへ。元気?そういえば、◇◇の話はどうなった? かずこにできることがあったら、何でも言ってね。じゃあね~」
そんな感じで(・・いえ、もうちょっと丁寧ですけど。。)、ペラ1枚で流すだけ。
おかげで、今では父とすっかり仲良しになりました。(^^)v
また、たとえもし、今後、父に対して何かしらネガティブに思うことがあったとしても、これから先は、きっとぜんぶ受け入れられるし、きっとぜんぶ認められると思います。
この変化は大きかった。ほんとうに大きかったし、なにより、手紙によって、わたしは救われました。
手紙といえば、わたしにとっては人生の一部。最近は、そんなふうに思うんです。
こちらは名刺サイズのミニカードです。フラワーアレンジメントをお願いしている知人から、請求書に添えられて届きました。鳩のシール。かわいいですね! (^^)vマークもかわいい!