夏のポストカード、いくつか
テレビの情報番組のアナウンサーさんが、番組の最中にちょっとした感想やコメントを言うとき、「すてきな●●ですね」「すてきですね」と、「すてき、すてき」と連呼しているのが気になります。
言葉が妙に浮いているといいますか、どんな映像に対しても「すてき、すてき」と便利に対処しているようで、あ、また言ったな、とつい気になってしまいます。
言葉が妙に浮いているといいますか、どんな映像に対しても「すてき、すてき」と便利に対処しているようで、あ、また言ったな、とつい気になってしまいます。
だいぶ偉そうでしょうか、わたし。
ただ、わたしも以前、出演する側として、その緊張や恐怖をほんのほんのわずかに味わったことがありますので、いろんなグルグルする状況の中で、とりあえず無難に「すてき」という言葉で切り抜けたいとする気持ちもある程度は察した上で、それでもそこはプロのアナウンサーやコメンテーターさんとして、のびのびと、その方らしく表現したらいいのに、と思ってしまいます。
ただ、わたしも以前、出演する側として、その緊張や恐怖をほんのほんのわずかに味わったことがありますので、いろんなグルグルする状況の中で、とりあえず無難に「すてき」という言葉で切り抜けたいとする気持ちもある程度は察した上で、それでもそこはプロのアナウンサーやコメンテーターさんとして、のびのびと、その方らしく表現したらいいのに、と思ってしまいます。
「すてき」以外にも素敵さを表現する言葉はたくさんあります。
たとえば、上のポストカードも、「すてき」といえば、たしかにすべて「すてきな」ポストカードですが、それだけでは4枚の違いがまったく伝わりませんね。
ひまわりのカードは、夏らしい、元気が出る、生命力を感じる、パッと目に留まる、まぶしい、太陽を思わせるなど...、
海と砂浜と青空のカードは、涼し気な、旅行に行きたくなる、あの日の海を思い出すなど...(←ちょっとチンプかしらん)
感じ方は人それぞれ、自由ですから、どんな言葉で表現してもいいと思うんです。いろいろな言葉で表現するからこそ具体的にその魅力が伝わりますし、言葉を発する側の個性も際立ちますね。言うは易し、ですけれど。