こんにちは、いかがお過ごしですか。
ネットニュースを読むと気持ちがふさぐ。小さなことに過敏になっているかもしれない。そんなふうに感じる人も多くいると思います。
体の不調には気づきやすいですが、心は知らず知らずのうちに疲れをためやすいですね。
幸い、季節は春です。
花の色や匂い、日常の小さな幸せを見逃さず、元気に笑顔で過ごしたいものですね。どうかご自愛ください。
木の幹から咲く桜のことを「胴吹き(どうぶき)桜」と言うそうです。
可愛らしくもありますし、力を込めて一生懸命に花を開こうとする、けな気な、がんばりやさんのイメージもありますね。
後ろにうっすらと見える紅色は、桃の花。
散歩は心の栄養補給タイムです。
*
桜の言葉
・初桜(はつざくら)/その年にはじめて咲いた桜の花
・桜狩(さくらがり)/「狩る」とは何かを求めること。桜を求めて貼るの山里をたずね、鑑賞すること
・夢見草(ゆめみぐさ)/桜の別名。美しさにうっとり見惚れてついた呼び名
・花筏(はないかだ)/水面に花が散る様子を筏に見立てていう
・夜桜(よざくら)/夜の桜の花
・花明かり(はなあかり)/夜、満開の桜の周囲がほのかに明るく感じられること
・花吹雪(はなふぶき)/散り落ちる桜。「落下」「花の塵」「花屑」ともいう
・花筵(はなむしろ)/花びらを敷物に見立て、その上に座ること
・花嵐(はなあらし)/桜の花が咲くころに吹く強い風のこと。また、風で桜の花びらが盛んに散ること。
・花冷え(はなびえ)/桜の花が咲く季節に一時的に寒くなること
・花曇り(はなぐもり)/桜の花が咲くころの、曇りがちな天気のこと
参考文献:『花の名前』高橋順子(小学館刊)
*
発売中の雑誌『ミセス』4月号(文化出版局刊)とじ込み付録「短い言葉でも伝わるお礼状の書き方」カラー20ページ弱、監修・取材協力しています。
当協会の講師が「すごくいい!!!」と熱くおすすめしてくれました。一筆箋や筆記具のページが特に気に入っているそうです。
華やかな誌面を見ていると、それだけで気持ちが上がります。
自宅で過ごす時間が増えますね。この機会にぜひお手にとっていただけたら、うれしく思います。