こんにちは、いかがお過ごしですか。
三寒四温。寒さと暖かさを繰り返しつつ、日に日に春に近づいているようですね。もうすぐ春が来るのかな~。
さて、友人から、万年筆にまつわる心温まるエピソードを聞きました。
その友人は先日、お母様から、「お仕事で1つがんばったご褒美」に万年筆をプレゼントしていただいたのだとか。
二人でデパートの万年筆売り場に足を運んだときのこと、「どの万年筆を買う?」となったときに、たまたま目にとまったのが、ペリカン社の万年筆。その場で一目惚れして買い求めた後、持ち帰ってじっくり見つめているときに気づいたのが、ペリカン社のトレードマーク。
このマークって、お母さんペリカンが赤ちゃんペリカンにエサをあげているところなんですね。
ヨーロッパでは母子愛の象徴としても知られていると言います。狙ったわけではないけれど、母から子へのプレゼントとして、無意識のうちに、とても意味のあるものを選んでいたというわけです。
<画像、御借りしました。m(__)m>
さらに話を聞いたところ、今回、万年筆をプレゼントしてくれたお母様は、以前に、今はもう亡くなってしまったご主人(友人のお父様)から、同じデパートの同じ売り場で、同じように万年筆をプレゼントしてもらったことがあるのだとか。
今、その友人には小学生のお子さんが2人います。何年か後、また何十年か経った後、きっとその友人は、今度は自分の子どもたちに、同じように万年筆をプレゼントするのでしょうね。
そんなことを想っていたら、なんだか胸がジーンとしてしまいました。
万年筆って、思い出になる道具ですね。
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こちらは私物です。ペリカン社の特別生産品、世界の都市シリーズ「マドリッド」。
わたしはこの1本で、万年筆ワールドに足を踏み入れようと思いました。 ・・という意味では、わたしにとっても思い出の1本かぁ。買って4年経ちますが、今も、大のお気に入り。ほぼ毎日使っています。