プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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楽しい記念切手の最近のブログ記事

2019年2月18日 14:40

ご先祖様の話、お手紙フリマ、古切手屋さんなど

こんにちは、いかがお過ごしですか。
今週は暖かい日がつづくようです。

昨年秋ごろから、父(昭和10年生まれの84歳)に、父の子どもの頃の話、父の両親や父の祖父母の話などを根掘り葉掘り聞き出しています。根掘り葉掘りというと言葉は悪いようですが、今しか聞ける機会がないため、わたしももう遠慮しないで「それでそれで?」と踏み込んで聞いています。

すると、今までほとんど知らなかったびっくりすることがたくさん出てきて、小説を読むよりおもしろいくらい。
ご先祖様に対する「畏怖」のような感情も、不思議と胸に湧いて出るようになりました。これまでも慕う感覚はありましたが、今回のような感情は初めてです。

村上の家は大切な人を戦争で亡くしています。
わたしの名前が「和子」なのは父が平和を願って付けたからです。
子どもの頃は平凡過ぎるこの名前を疎ましく思っていましたが、そう名付けるにいたった父の心境が、ご先祖様の話を聞くことによってだいぶ腑に落ちてきた気がして、今はとても大切なものに思えます。


昨年末、「年賀状じまい」というこれまで聞いたことのなかったテーマが話題になりました。「齢を重ねてまいりましたので、今年で年賀状を最後にします」という「年賀状じまい」。わたしの親もそうですが、施設に入ったり介護度が高くなったりすると、自分の近況を家族や本当に気を許せる近しい人以外には知らせづらく、大勢の人と関わることがどうしても億劫に、またしたくてもできなくなるようです。

人づきあいはうれしく楽しい反面、わずらわしさや負担を感じることもあります。年齢が上がり、気力・体力の衰えとともに後者の感情が強くなり、年賀状に対して消極的になるのもわからないことではありません。

ではなぜ、昨年急に「年賀状じまい」が話題になったのでしょうか。想像でしかありませんが、天皇皇后両陛下の退位と関係があるのでしょう。

両陛下が退位する。それはとてもさみしいことですね。同じ時代を生きてきたシニアの人たちが、心の奥深いところで両陛下の退位を自身のそれと重ねるかのごとく「わたしも同じように様々なことに一区切りつけたい」と感じるのは、自然なことだと感じます。

あと数か月もすると元号が変わり、新しい時代がはじまります。
どんな世の中になるかな。

**

目白にある「切手の博物館」で行われた「お手紙フリマ」で買いました。会場は熱気ムンムン。久しぶりの人にも会え、楽しかった!
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小澤征爾さんの切手を指定買い。
崩れ落ちそうなほど大量に積み重なった切手フォルダの中から「あぁ、あれね」とすぐに目当ての1枚を見つけ出す古切手屋のマダムと、「20世紀シリーズにもありますよ」と応じる常連風の男性客・・。ディープな人たちでした。笑
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2018年11月24日 13:31

高知遠征、ワンコ柄コーデ、冬グリ、初日印、年賀切手、再放送のお知らせ

こんにちは、いかがお過ごしですか。

先日、高知市内の企業からお招きいただき、研修を実施してきました。
高知の女性は豪快ですね。宴会の盛り上がりぶりもすごく、たくさんもてなしていただきました。
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翌日レンタカーを借りて仁淀川に行きました。ネットで見た「仁淀ブルー」が観たかったのですが、夏のほうが断然、青く見えるのだそうです。そのぶん紅葉まっさかり。雨上がりでしっとりした冷気を感じました。ここの苔たちはみな幸せそうです。
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■ ペットフードメーカーに勤務する当協会の講師から、ワンコのおやつがいっぱい届きました。切手と宛名(一筆箋)のコーディネート、インパクト大!!!
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■ こちらもいただきものです。日本ホールマークさん、いつもありがとうございます。
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動物柄のレターセットがイチオシ。ありそうでないデザインですね。
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■ 冬のグリーティング切手はハーバリウム。今年はクリスマス柄の切手が出ないのですね。さみしいです。
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どうでもいいようですが、マニアな人たちは冬のグリーティング切手のことを「冬グリ」といいます。夏は「夏グリ」、春は、秋は・・・。


■ 初日印で届きました。華やかですね!
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■ 年賀切手4種。長いほうは「おとしだま」番号付きです。
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敬愛するイタリア人指揮者/アンドレア・バッティストーニ氏の来日により、めくるめくコンサート三昧。脳みそくらくら・・、濃密な時間を過ごしました。

これで一足早くわたしのクリスマスはおしまいです。あとはやることやるのみ!



★番組出演のお知らせ。
NHK BSプレミアム「偉人たちの健康診断 坂本龍馬編」
http://www4.nhk.or.jp/ijin-kenko/

12月12日(水)20:00 本放送
12月18日(火)23:45 再放送



【おたずね】
このブログの常時SSL化の作業をしてくれる業者さんを探しています。かれこれ半年近く探しているのですが、なかなか出会えず。どなたかピン!とくる方がいたら、ぜひ教えてください。
メール/info ★tegami.or.jp  


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2018年11月14日 09:38

歌舞伎見物、役者さんの一筆箋、マリモ風景印、そえぶみはがき箋冬柄、8円切手

こんにちは、いかがお過ごしですか。
今年の秋は過ごしやすい日が多く、ありがたいですね。


■ 歌舞伎座に11月期吉例顔見世歌舞伎(夜の部)を観に行きました。3部それぞれで見どころが異なり、いずれもすばらしかったです!
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1部の中村吉右衛門さんの石川五右衛門(楼門五三桐)、絢爛豪華な舞台が目の奥に残っています。わたしも大好きな「鬼平犯科帳」では盗人を捕まえる側ですが、石川五右衛門は盗賊側ですね。

吉右衛門さんお顔は清濁併せ呑む器の広さのようなものがにじみ出ているようで、豪快で、やさしくて、格好いい♪ 


2部は、中村雀右衛門さんの踊り、文売り。文売りとは男女の良縁を願う文を売り歩く人のこと。今でいう良縁成就のお守りのようなものでしょうね。
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売店で雀右衛門さんの一筆箋に目が留まりました。デザインは和洋折衷っていうのかな? 何度も見返しています。めずらしいですよね。気に入っています。

3部、市川猿之助さんの法界坊は、すっごくおもしろかった~♪ げらげら笑って幸せな時間でした。


■ 北海道の阿寒湖郵便局から届きました。マリモですね。ぷっくりして可愛らしい。
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■ 監修しています/そえぶみはがき箋、冬柄3種、今年の新柄は「おでん」「雪うさぎ」「ネコとみかん」。8枚入りで400円、値段が安すぎてメーカーさんはぜんぜん利益が出ないようです。すみませーん、わたしが考えるとどうしてもそうなります(苦笑)
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■ 1枚8円の海外グリーティング切手。今年は北斎の現代版・浮世絵チックなデザインなのですね。1シート買って80円。使うかどうかは微妙だけど、とりあえず2~3シート買っておこう! という切手ですね、それもまた楽し。 
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先日、当協会の講師資格を取得中の生徒さん(50代女性)に「最近、印象に残った手紙はありますか?」と聞いたところ、その生徒さんは自宅で利用しているお掃除サービスの人が添えてくれる手書きのメッセージがうれしいと言っていました。

そのお掃除サービスの人はちょっとコワオモテの女性だそうで、少し近寄りがたく感じていたそうなのですが、手書きのメッセージがとてもチャーミングで、それをきっかけに今ではお互いの共通の趣味であるお花の種をあげたり・・、といった交流につながっているそうです。


また、ある筆記具メーカーの女性は、自宅で利用している食材配達会社のスタッフさんがいつも手書きのメッセージを残してくれることをすごい! と喜んでいました。
偶然ですが、その食材配達会社は今春、当協会がガッツリ研修をさせてもらったところで、うれしいご縁でした♪

手書きはあたたかい。
広がるといいな、と願っています。



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2018年10月22日 13:29

協会総会/パネルディスカッションのお知らせ、南種子郵便局、読んだ本2冊

こんにちは、いかがお過ごしですか。

週末はまさに「絶好の行楽日和」でした。仕事と家の用事の合間に近くの公園を何度も歩いたのですが、そのたびに目の留まる光景が変わり、この時季ならではのさわやかな空気を味わいました。


さて、今度の土曜日(27日)、わたしが代表をつとめる一般社団法人手紙文化振興協会の講師総会を行います。
今回は便箋メーカーから株式会社日本ホールマーク 代表取締役 畦地教子様、筆記具メーカーからゼブラ株式会社 広報室 室長 池田智雄様、両名をお招きしパネルディスカッションを実施します。

テーマは、「AI時代に生き残る手紙の力」。

SNSやAIの時代を迎える今、「人と心地よくつながりたい」という課題が、社会に生まれつつあります。その課題解決の手段の一つになりえるのが、手書きの手紙です。

当日は各講師が伝えたい「手紙の力」について手書きしたものを会場に展示し、AI時代に残していきたい手紙文化を盛り上げていくための活動目標を宣言します。


メディアの皆様、ぜひ取材にいらしていただけたら幸いです。この件でのお問い合わせは、
一般社団法人手紙文化振興協会 担当:青木
TEL: 03-5579-8899 FAX:03-5579-8650 Email: info@tegami.or.jp

よろしくお願いします。


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紹介しそびれていました。南種子郵便局の風景印! 切手は桜島ですね。星のシールはもちろん「宇宙」つながりで。
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最近読んだ本を2冊。
大江千里さんの本、すごくおもしろかったです。47歳にして新たな人生を歩む決心をした大江さん。その決断には相当の勇気と覚悟を要したことでしょう。ひょうひょうと、それでいて情感豊かに綴られています。分厚い本ですが、最後まで飽きずに読めると思います。

20181022-3.JPG■ 著者の松田さんとはちょっとだけ面識があります。クラシック音楽の基本がわかる1冊。
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松田さんが所属する東京フィルハーモニー交響楽団の名誉指揮者/チョン・ミョンフン氏の言葉に次のものがあります。

「音楽家の目標はシンプルさに到達することだ。シンプルさの中にすべてが込められていなければならない。とても難しいことだが、長い時間をかけて経験を積んで研究する中で、外から見ればシンプルだが、中身は非常に豊かなものを生み出せるようになる。」

このフレーズを目にしたとき、目から何かがハラハラと落ちるかのように深く感動したことを覚えています。手紙も同じだと考えます。これまでずっと言いたかったこと、でもうまく言えずにずっと言葉を探していたことを、まさに言語化してくれたと感じました。


@この半年くらいでしょうか、電車の中で本を読む人が増えつつあると感じています。ケイタイは目がつかれますよね、、わたしは最近、視力がガクンと落ちてしまったのか、紙のほうがずっとラクだと感じます。




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2018年9月21日 10:37

秋の切手は今が使いどき!

こんにちは、いかがお過ごしですか。
秋の長雨、インクの模様替えはお済みですか。わたしはこの3連休中に、と考えています。


■ 両方ともに昨年発売されたものです。使い切れずに残していましたが、いずれの絵柄も今の時季にぴったり。秋は短いから、短いからこそ秋ならではのものを使いたくなります。

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■ こちらは先月発売になった今年の秋のグリーティング切手、イラストではなくすべて写真です。封筒に貼るとパッと目立ちそうですね! 
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当協会は、法人規模からいえば信じられないくらい数多くの手紙を書く(送る)ので、そうした状況を知る人の中には、多少の皮肉もあるのか「まるで修行のようですね」と言う人がいます。

でも、それには違和感があって、根性ではなく、楽しいから書くのです。
根性は非効率を生みますが、楽しみは幸せを運んできます。

たとえば、
・文章を考える過程で、頭の中がすっきりと整理されます
・思いを言葉にすることにより、意思が強くなります
・紙に向き合い、丁寧に文字をつづることから、集中力が高まります
・自分の中にあるよい心を実感でき、いやされます
・相手のことを想像する貴重な時間がもて、幸せを感じる瞬間が増えます
・相手のよいところに気づけ、感謝できます
・日頃の感謝を言葉で返すことができます
・紙、ペン、切手といった好きなもの、素敵なものに囲まれ、気持ちが華やぎます
・・・・

男女を問わず、年齢を問わず、ビジネスシーンでもプライベートでも楽しみながらときに人に喜ばれ、無心で取り組めます。







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