こんにちは、いかがお過ごしですか。
秋は空がきれいです。中学生の甥っ子姪っ子は、明日、体育祭なのだとか。気持ちよく晴れ渡りますように。
さて、今日は切手のお話です。
先日、知人から届いたハガキの切手部分に、思わず目が行きました。
記念切手シートの余白(耳の部分)も一緒に貼られているんです。すごいでしょう? わたしはこれを見たとき、「わー! こんな貼り方、あったんだー」と驚きました。
百人一首の切手は、このようにして貼る方法もあるのですね。
有馬山 猪名の笠原風吹けば いでそよ人を忘れやはする
詠んだ人は、大弐三位。意味は、有馬山の猪名の笹原に風が吹くと、そよそよと音を立てる。そうよ、わたしはどうしてあなたのことを忘れられようか・・
つまり、「おまえ、オレのこと忘れてしてしまったのか?!」と女の心変わりを不安に思う相手に対して、「いいえ、そんなこと、あるわけないじゃない」と返した唄。
モテモテの女性に送るのがよいと思い、昨日、数年来の念願かなって初めてお会いした、あこがれの黒川伊保子さん宛てのハガキに貼りました。
うふふ。ひそかな楽しみ、「秘め事」ですね。
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こちらは、80円切手で応用したものです。喜多川歌麿の「姿見七人化粧」の浮世絵切手。
今後、切手の「耳」は要チェックです!(笑)
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