心に残る手紙の文面の最近のブログ記事
こんにちは、いかがお過ごしですか。
今日は8月15日(水)。お盆休み真っ只中。そして、終戦記念日です。どんな夏休みですか。
拙著『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』(原書房刊)の中で、ひとつ、今日の日にまつわるラブレターをご紹介しています。
名づけて、「やしの実のラブレター」。
まるでうそのようなほんとの話。奇跡のラブレターともいわれています。
太平洋戦争中、死を覚悟した一人の日本人男性が、戦地フィリピンから、やしの実にナイフで文字を刻み、故郷・島根で待つ家族と友人に宛てて、海にやしの実を流しました。
男性はフィリピンで戦死しましたが、やしの実はなんと31年もの年月をかけて海を漂流。
その後、およそ3000キロも離れた故郷・出雲の浜に奇跡的に流れつき、家族のもとへと届けられた...、という話です。
わたしは、このやしの実のラブレターについて、父から教えてもらいました。
というのは、ここでもひとつ驚いてしまう偶然があるのですが、このやしの実を流した男性(戦地フィリピンで亡くなった男性)のご家族が、父の友人なのです。
父の友人は、マキハラさんといいます。そのマキハラさんのお母さんの弟さんが、このやしの実を流したご本人なのだそうです。
終戦は1945年ですから、今から67年前のことなのですね。亡くなった方の魂が、ほんの少しでも癒されますように...。
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取材協力させてもらいました『日経 消費ウォッチャー』(2012年8月号)が届きました。
主に、企業のマーケティング担当者が読む専門誌だそうです。
「消費感度高い「手書き派」が増加中」と題して、筆記具や手帳業界の動向などがとても興味深くレポートされています。
手書き派か、デジタル派か。...ではなくて、両者を上手に使い分け、それぞれの「いいとこどり」をすることが大事ですね! とあらためて思いました。
今月の女子目線というコーナーで紹介されている、「ペットに月1万円以上かける女性が2割」の記事も、おもしろい~☆
ペットへの思いと男性との関係についての設問で、「カレとの選択を迫られたらペットを選ぶ」とした30・40代は30%強もいた・・・とのくだりに、決して他人事とは思えない可笑しみを覚えました・・・(笑)
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9月8日(土)15時~16時半、渋谷センター街入口にある大盛堂書店さんにて、拙著『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』の出版記念トークイベントを行います。
入場無料! 事前のお申し込みが必要です。
詳しくはこちらをご覧ください~。 お電話(03-5784-4900)の他に、リンク先のサイトにある右上のフォームからも、お申し込みいただけます。
お会いできますのを楽しみにしています!!
こんにちは、いかがお過ごしですか。
桜が咲きました! こちらの桜はところどころほぼ満開の樹もあります。昨日1日でパッと花開きました。
桜が咲くと、浮き足立ってしまって・・。
仕事しないで花見したい、(と勇気を出して書いてみる・笑) 春爛漫ですもの・・。
桜が咲いたのを知らせるたよりのことを、花便りといいます。
手書きでなくとも、メールでも、ブログでも、SNSでも、何かしら桜や花見にまつわるひと言、たとえば
こちらの桜は3分咲きです。そちらはいかがですか。 ←遠くの人に
今年はたくさんお花見できそうですか。
週末の桜が楽しみですね。
などと添えると、書くほうも見るほうも、心が華やぎますね。
なにも凝った表現でなくとも、等身大の自分らしい言葉でじゅうぶん。むしろそれがいちばんだと思います。
昨年は震災があり、またわたしは個人的にも、あまり桜を楽しんだり愛でたりする気分ではありませんでした。
かわいらしい桜、初々しい桜、ぐんぐん伸びやかに花開く桜、堂々とした桜、見事な桜、乱れる桜、狂う桜、酔う桜、孤独な桜、散りゆく桜、物悲しい桜・・
今年はたくさん桜を見たいなぁ。
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3月1日~今月末まで、JAL国際線の機内番組に出演しています。
「日本のワザ~伝える使える匠の知恵~」という約25分の番組で、5人の和文化の匠が真似したくなるような生活の知恵をご紹介していくという内容です。
わたしは和の手紙(一筆箋や、オフィスで使うちょっとしたメモなど)で小さな気づかい・おもいやりの気持ちを伝える知恵をお話しさせていただきました。
ほかにバスガイドさん、江戸しぐさの先生、旅館のおかみさん、香りの専門家が出演しています。
JALのHPにも動画がUPされるとうかがっているのですが、まだよくわからなくて・・。
また(見つけられたら)ご紹介します~。
こんにちは、いかがお過ごしですか。
今週はバレンタインデーがありますね。チョコレート売り場はどこも人だかりで・・。
こういうイベント時には心浮かれてよいのだろうと思います。何かあっても、何もなくても、ドキドキな1日になりますように!
職場でチョコレートを渡すとき、手書きでひと言添えると、喜んでもらえますよ。
たとえば・・
<日ごろの感謝を伝えるひと言>
◆上司・同僚へ
日ごろの感謝をこめて。いつもありがとうございます。
いつも感謝しています。これからも、よろしくお願いします。
◆後輩へ
いつもフォローしてくれて、ありがとう。これからもよろしくね。
いつもありがとう。◇◇のプロジェクト、一緒にがんばりましょう!
<ねぎらい・励ましのひと言>
◆上司・同僚へ
おつかれさまです。お手伝いできることなど、何でもおっしゃってくださいね。
いつも遅くまでおつかれさまです。体を大事にしてください。わたしもがんばります。
◆後輩へ
おつかれさま。◇◇さんの笑顔から、たくさん元気をもらっています。
いつも助けてくれて、ありがとう。◇◇さんのおかげです。これからもよろしくね。
<おねだりのひと言>
◆上司・同僚へ
いつも感謝しています。◇◇の件、がんばりますので、応援よろしくお願いします。
お口に合うとうれしいです。また今度、飲みに連れていってくださいね。
◆後輩へ
いつもありがとう。これからも期待しています。
たくさん食べてね。◇◇の書類作成、よろしくお願いします!
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うふふ。わたし、レターセットもできたし、切手も作ったし、ばっちり完璧だわ! ・・と思ったけれど、今回は50円で作ったのでした。次回は80円で作ります。
オリジナル切手は、額面+400円で作れます。
たとえば、50円切手20枚=1000円+400円=1400円。80円切手10枚=800円+400円=1200円。
送料は別にかかりますが、この価格なら、ぜんぜん高く感じないですね!
郵便局の、とっても素敵なサービスだと思います。
こんにちは、いかがお過ごしですか。
少し春めいてきたかな、と感じたのもつかの間。一気に真冬の寒さへと逆戻りです。
寒いのは苦手ですが、晴れた日の夜、空を見上げると、星がきれいに瞬いて見えます。
今夜は満月のようなので、まん丸お月様を眺めつつ、背中を丸めて家路に急ぎましょうか。
手紙好きの方は、お月様の満ち欠けだったり、暦に興味をお持ちの方も多いと思います。
わたしも、二十四節気や暦の雑節、古くから伝わる行事やお祭り、花の咲く時期など季節の節目や移ろいをあらわす事象にはできるだけ意識を向けるようにしています。
さりげなく季節の言葉が添えられた手紙は、読んでいて品のよさを感じますし、書いていても気持ちがよいものです。
節分、立春、春分、彼岸、入梅、梅雨明け、土用の丑の日、夏至、立秋、冬至などなど・・ ビジネスシーンでも大いに使えますよね。
20代・30代の若手ビジネスパーソンが書くメールやブログ、SNSの記事に「節分ですね」「立春ですね」などとひと言添えられていると、ふいに「わ、そういうところあるのね」などと好感を持ったりするものです。
とはいえ、暦の世界はとてもとても奥が深い・・・
ちょっと本を読んだりネットで知識を拾ったりする程度ではなかなか太刀打ちできず、頭の中がこんがらがってしまうこともしばしば。
それはそうですよね。森羅万象に通じることですから、ゆっくりじっくり、一生をかけて勉強していくことが求められるのでしょう。
暦を知る人は、懐が深い。
小さなことは置いておいて、自分の納得のいく生き方をすることにも通じると感じます。
*写真は今でている雑誌『日経ビジネスアソシエ』。付録の「学びカレンダー」で、ビジネスで使える季節のひと言文例を寄稿しています。
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池袋西武別館8F、池袋コミュニティカレッジさんにて、公開講座「わたしらしい手紙の書き方・楽しみ方」を行います。
料金は、池袋コミュカレ会員さんが3150円。非会員さんが3650円(当日のお支払い可)。
ご都合がつく方、よろしければぜひ、いらしてくださ~い!
お申し込みは、電話/03-5949-5486(池袋コミュカレ)まで。
お待ちしています!