プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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アーカイブ

2021年11月アーカイブ

2021年11月12日 09:38

Rest in peace

20211112.jpg
photo by K.Suda

瀬戸内寂聴さんの訃報にふれて、思うことを少し...
10年ほど前、寂聴さんの講演会に行ったとき、ある一人の女性が真剣な面持ちで寂聴さんにこう質問しました。「わたしは今、どちらの道に進んでいこうか悩んでいます。寂聴さんは道に迷われたとき、どのように決断しますか」。

寂聴さんはこう答えました。「あなたが何を悩んでいるかは知らない。でもね、何だってできるのよ! わるい人になる覚悟があればね」。
繊細なところまで思い出すことはできません。ただ、この「わるい人になる覚悟があればね」というひと言は当時のわたしの胸にも強く響き、そのひと言をきっかけに、行動することができました。

情熱を通そうとするとき、すべてに対して善良であるなど、はなからムリな話。
いえ、そもそもわるいのではないのです。血の熱さゆえなのです。だれにも責めることはできないのです。

情熱的に生きるって、素晴らしいこと!
そうしたことを教えていただきました。

合掌



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2021年11月11日 21:59

よくなるように。

20211111-1.jpg
相国寺 法堂蟠龍図 狩野光信筆(江戸時代)

仕事で気になっていたことが少し解決され、ホッとしています。小さくとも一つずつ、一歩ずつ。よいことはもっとよくなるように。そうでないことはほどほどになって、最終的にはよくなるように。

上の「蟠龍図」の「蟠」という字は「わだかまり」と読むのですね。あの、心のわだかまり。蛇がグルグルととぐろを巻いている様子からきているのですね。なるほどー。


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2021年11月10日 09:39

ぐりとぐら、読売新聞に掲載

テーマ:メディア掲載
20211108-3.jpg
「ぐりとぐらの1ねんかん」 (C)Yuriko Yamawaki
子どもの頃に大好きだった「ぐりとぐら」。食べ物のシーンが特に印象に残っています。


20211031yomiuri.jpg
10月31日付の読売新聞(九州、山口県版)朝刊、手紙の特集~取材していただきました。弊協会の田中美和講師が取材協力しました。

コロナになってからも取材依頼の件数はほとんど変わらず、メディアのみなさんが「手紙」に対して好意的なのが、ありがたいです。
今後、二極化が進むほど、手紙というものに寄せられる眼差しは温かいものになっていくと考えます。

記事に、福島市が昨年6月から取り組んでいる手紙を活用した婚活「レター婚活」が紹介されていました。匿名で3か月文通した後、双方が希望すればお見合いする仕組みなのだそうです。おもしろいですね! 

SNSが一瞬で大勢の人とつながれるツールである一方、手書きの手紙は1対1のコミュニケーションツールです。身近な人や関係を深めたい人に、わかってほしいこと、ちゃんと伝えたいことを丁寧に伝えられます。
声に出して話せればいいですが、大事なことほど面と向かって言えないときも、ありますからね。



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2021年11月 8日 16:59

お地蔵さん

20211108-1.jpg
仲よし 黒岩豊隆
シーグ社出版

朝のワンコの散歩のとき、道端のお地蔵さんに向かって熱心に手を合わせている女性の姿を見かけます。何を思い、何を願い、何を求めているのか...。

人の心はわからない。自分の目でたしかめなくちゃ。もっとも自分の心だってわからないときがありますから、厄介ですねー。考え過ぎー。でも、毎日楽しいです。@なんのこっちゃ?


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2021年11月 5日 11:14

木守柿

20211105-2.jpg
濱文様 絵てぬぐい「柿の木と小鳥」

「木守柿(きもりがき)」という言葉があります。
柿は収穫するとき、すべてをとってしまわないで、木の先端のほうに少しだけ残しておく風習があります。理由は鳥にあげるため、来年の豊作を願うため、神様に捧げるためなど様々あるようで、その残された柿の実のことを「木守柿」といいます。

印象に残る、よい言葉ですね。
わたしは先日初めてこの言葉を知りました。そして、この言葉を知った数日後、京都の嵯峨を歩いているとき、何気なく見上げた木のてっぺんに1個だけ残された柿の実を見つけました。「あ! あれだ!」と、なんともいえない喜びがこみ上げてきました。

言葉を知ったからこそ、気づけた喜びです。
遅れないよう歩いていたときだったので写真を撮れませんでしたが、記憶の中にしっかりと残っています。

言葉を知ると、気づけることが増えますね。そう実感した出来事でした。



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