2021年8月アーカイブ
鳩居堂
秋隣(あきとなり)。秋の七草のひとつ、桔梗(ききょう)のシルクスクリーンはがきです。鳩居堂さんの王道的なデザインですね。
秋の七草は、それぞれの頭文字をとって「おすきなふくは」で覚えます。
・女郎花/おみなえし
・尾花/すすき
・桔梗/ききょう
・撫子/なでしこ
・藤袴/ふじばかま
・葛/くず
・萩/はぎ
そういえば先日、友人宅にお邪魔したら、くず粉でつくった手作りの胡麻豆腐を出してくれました。食後にはくず粉でつくった手作りのレアチーズケーキまで! しっかりモチモチした食感であっという間に美味しくいただきました。
すばらしいですね。くず粉を使いこなすなんて「できる女」なイメージです。わたしはまだ自分でくず粉を買ったことがなく、スーパーでも見かけた(探した)ことがありません。今度どこか大きめのスーパーに行ったとき、探してみよう!
降り続いた大雨の後、近所を散歩していると、真っ黒い大きな蝶がひらひらと舞っていました。雨上がりに山から下りてきたのでしょうか。珍しいので写真を撮ろうと思い、ワンコが早く帰りたがる中、しばらく目で追いかけていました。時間にして5分くらいでしょうか。離れてしまったと思ったらまた戻ってきたり、ずいぶん長いこと近くを舞ってくれました。
蝶は縁起がいいですね。
>卵から幼虫になり、さなぎを経て、
>美しい羽をもつ成虫に成長することから、
>蝶は「不老不死」の象徴とされています。
>海外、とりわけキリスト教圏では
>蝶は「復活」のシンボル。
>チャンスや喜びの前触れとも言われます。
発行しているメルマガで上のテキストを書いたばかりだったこともあり、「まぁ、ラッキーだわ♪ ふふふ」と嬉しくなりました。しかも、真っ黒な蝶ですから、なんだかわかりませんが、パワーが強そうです・笑
早く外で飲めるようになればいいなあー。
軽率な行動は慎みながらも、健全な自分を保てるよう、ありとあらゆる工夫をしていかなければ...。
真如堂(真正極楽寺) 京都市左京区
天台宗のお寺/真如堂は紅葉の名所としても知られています。
手水に浮かぶ青紅葉が涼しげですね。
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ワクチン2回目接種完了。副反応がこわくて解熱剤のほかプリン、ゼリー、梨など万全を期してのぞみましたが、腕が痛くなった程度で拍子抜けしちゃいました。
もっとも、緊張していたせいか、接種券を忘れて自宅に取りに戻るという失態をやらかしました。なんとか間に合ってホッとしました。
なんだかなー。一つのことに神経をとられると、その他のことがすっぽりと抜け落ちてしまう...、そんな夏です。年齢かしらん。
大雨以降、気温が下がりましたので、体はラクになりました。
朝方のワンコの散歩のとき、蝉の鳴き声がワシャワシャと聴こえてきます。カナカナカナカナ...と鳴くヒグラシの鳴き声は、ほかのセミの声と比べ、やはりどこか涼しげです。
週の半ばから暑さがぶり返すようです。
どうぞ、ご自愛ください。
胸にズキュンとくるポストカードが届きました!
(C)Yusuke Nakamura 飛鳥新社
中村佑介画。セーラー服の女の子が黒電話のダイヤルをまわしていますね。
ポストカードの表面に次の一節が書かれていました。
「まだ携帯電話がなかった頃、僕らはこうして夜に親の目を盗み、アドレス帳を見ながら、ひとつひとつダイヤルを回しました―――」
まさしく...。ほかに学校近くの電話ボックスとか、ですね。
わたしがまだ小学校に上がる前、このイラストにある形のブラウン管テレビが、家にありました。
いろんな思い出が一瞬にして甦ります。
いろんな思い出が一瞬にして甦ります。
中村佑介さんのイラストを最初に目にしたのは、もうずいぶん前、森見登美彦の小説『夜は短し、歩けよ乙女』の装丁でした。一度見たら忘れられないタッチのイラストですね。
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ここのところ、ネットで映画「男はつらいよ」シリーズを何作か観ました。小説は向田邦子を読んでいます。
今日(8/16)、京都は五山の送り火。昨日は終戦の日。その前には広島の日も、長崎の日も、ありました。
オリンピックに、コロナに、大雨に、なんだかあまりに目まぐるしくて...。