榊原紫峰 梅花群禽(昭和14年頃)足立美術館
今日の1枚は、明治末期~大正・昭和にかけて活躍した京都出身の日本画家・榊原紫峰によるものです。残雪の梅の枝にとまるメジロたち。季節はずれではありますが、京都の画家さんということで...。
京都に来て3週間。さすがに暑すぎるからでしょうか、スズメ以外、ほとんど鳥の姿を見かけません。
唯一、祇園でアオサギを見かけたくらいです。
7月上旬、住まいの内覧のとき、案内してくれた不動産屋さんに「この物件で決めます」と伝えて空を見上げたら、頭上でオオタカが舞っていました。
「あれ、あの鳥はなんだろう...? カラスではないし。ハッ! オオタカだ!!」
ものの2~3秒だったと思いますが、どこか敬虔な気持ちになりました。
それ以来、一度も目にしていません。
なぜオオタカを知っているのかというと、先日まで暮らしていた練馬区の石神井公園でよく見かけていたからです。
朝のワンコの散歩のとき、バーダーさん(鳥見の人たちを「バーダー」と言うのですね)たちが、「オオタカだよ。見てみる?」と快くファインダーを覗かせてくれました。
たびたび、「今日もいるよ」「下のほうに降りてきているよ」「今、鳴いているよ」と教えてもらっていたので、見間違えないと思うのですが...。
あれは幻だったのか。それともやっぱりカラスだったのかしらん。...謎です。