伊藤若冲「玄圃瑤華」より、未草(ヒツジグサ)
子どもの頃、家の近くにある文房具屋さんにしょっちゅう通っていました。
ある日の雨上がり、いつものようにそのお店に行こうとしたら、店の前の道路にカエルの死骸がたくさん転がっていました。その光景を見たときのショックと言ったら...!!
その日以来、子どもながらに、雨上がりにそのお店に行くのは絶対に止めようと思ったものです。
なぜ急にこのことを思い出したのかというと、先日、自宅の近くでたくさんカエルの鳴き声を聴いたから(カエルの鳴き声を聴いたのはいつ以来でしょう?)。
あと、この絵の作者・伊藤若冲は、売られている雀が焼き鳥にされるのを不憫に思ってすべてを買い取り、庭に放してやったという逸話が残っているくらい動物を偏愛していた、という逸話を思い出したからです。
「玄圃瑤華」の「玄圃」とは仙人の住む理想郷、「瑤華」とは玉のように美しいという意味があるようです。
むずかしい言葉ですが、覚えておきたい、美しい言葉ですね。
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今、名刺を作りなおそうとしています。
リアルで人と会う機会が減るからこそ、少しお金をかけてエレガントな名刺をつくろうと企てています。わくわく。
これからは本当に会いたい人としか会わないし、出会うこと自体がものすごく貴重で、これまでよりはるかにその「出会いの価値」が上がるでしょう。
わたしはやっぱり紙が好きなので、手渡し(及び、郵送←こだわり・笑)できるツールをあれこれ考えていると、楽しく、気分がいいです。