こんにちは、いかがお過ごしですか。
東京でも桜の開花宣言がありました。今年はどんなお花見を楽しめるでしょうか。
お花見といえば、わたしは、数年前に千鳥ヶ淵で観た夜桜の美しさを思い出します。
お堀の水辺に向かって「これでもか!」というくらいに枝を伸ばし、一心不乱に花を咲かせ、吹く風に必死に耐えているかのように見えました。
「乱れ咲く」とか「狂い咲く」という言葉がふさわしいような、それはそれは、息をのむ美しさでした。
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桜が咲いた途端、受講生さんから、さっそく花だよりが届きました。
すばらしい! エレガントですね。
満開の花の下には何があるのでしょうか...
いろんなことを思います。
こういう季節に合わせたハガキが届くと、心が揺さぶられますね。
日本には四季おりおりの美しさがあります。桜の絵柄のポストカードをつかえば、おのずと「春」が感じられ、あの頃をなつかしく思い出したり、相手を思って「また会いたいな」とか「次に会ったときにはこんな話をしよう」などと想像力が膨らんでいきます。
それが、「豊かさ」であり、手書きコミュニケーションのすばらしさだと感じます。
ちょうどタイミングよく手にした書籍『鳩居堂のはがき花暦』も大好きな1冊になりました。
生活評論家、御年96歳の吉沢久子先生の「はがき文」が掲載されているのですが、その文章がどれも温かくて....。
何気ないひと言から、生活の1シーンが手にとるように伝わってきて、そこに書き手の体温を感じます。
上記の書籍には、鳩居堂のシルク刷はがき2枚が付録になっています。
鳩居堂さん、すごいなぁ。
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◆手紙の書き方アドバイザー2級認定講座
4月5日(土)東京
4月19日(土)大阪
5月・6月の日程は現在調整しています。
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4月20日(日)13:00~14:30、NHK文化センター梅田教室さんで、一筆箋の体験講座を行います。
気楽にできて、でもしっかり気持ちが伝わるのが、一筆箋コミュニケーションの魅力ですね。