プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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書籍紹介『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』: 2012年6月アーカイブ

2012年6月27日 11:19

ポスト型はがき夏バージョン!&新刊『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』

こんにちは、いかがお過ごしですか。
今日は気持ちい~い五月晴れ! 梅雨の合間の洗濯日和です。陽射しは強いけれど室内にいるとひんやりとした冷気も感じられ、過ごしやすい日になりました。


NEC_0416.JPG郵便局で買いました。
ポスト型はがき、今年の夏の季節限定バージョンです。スイカに風鈴、かわいいですね! 
1枚180円。120円分の切手を貼って投函します。


ポスト型はがきを初めて見たのは、たしか4年くらい前だったかな。
もともとの通常バージョンには、中央に、郵便局名が印字されているんです。

たとえば、渋谷郵便局で売っているポスト型はがきには渋谷郵便局と、新宿郵便局で売っているポスト型はがきには新宿郵便局と印字されています。

 

旅先で購入すると、その土地の郵便局名のものを手に入れられるので、記念になりますね。

また、そこの郵便局の窓口でしか購入できないため、全国各地の珍しい名前の郵便局のものとなると、一気にプレミア感が出ます。

たとえば、高知市にある「龍馬郵便局」とか(実在するんですよ)、広島の安芸の宮島の近くにある「もみじ郵便局」、瀬戸内海の小豆島にある「オリーブの島郵便局」・・

マニアさん(笑)は、ノドから手が出るほど欲しいですよね。
わたしも欲しいです・・(笑) 

郵便局って、実は、とても魅力的な商品が多いんです。


<参考>
郵便局のポスタルグッズ
http://www.postacollect.com/


**

7月16日ごろから発売になります。
新刊『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』(原書房刊)

NEC_0414.JPG最後の著者校正が終わりました。

 

わたしは20代の半ばごろ、当時、遠距離恋愛をしていた人に、2年半の間に550通くらいラブレターを書き送っていたことがあります。彼からは600通くらいもらいました。

あの頃、いずれ自分がラブレターの本を書くことになるなんて、想像すらしていませんでした。


ラブレターというと、なんだか大それたものを思い浮かべてしまいがちですが、決してそうではなくてほんの数行、たった1行「いつもありがとう」だけでも立派なラブレターだと思うんです。

書籍では、愛しているとか、あなたが必要だとか、そう声高に言わない文例に気を配りました。
相手を思いやる気持ちは、本来、何を食べたとか、風邪をひいたとか、仕事が忙しいとか、そういう日常の中にあると思うからです。


まだ半月以上先ですが、ちょこっと頭の中にとどめておいていただけましたら、うれしく思います。\(^o^)/

 

 

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2012年6月12日 11:05

紫陽花の花にまつわる物語&書籍『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』

こんにちは、いかがお過ごしですか。
いろんなところでアジサイの花を見かけるようになりました。うちの庭のアジサイはちょっと遅くて、あと1週間のうちには咲きはじめるかな。


ha_147.jpgアジサイに「紫陽花」という漢字をあてたのは、中国の詩人、白楽天だと言われています。

正しくはライラックにつけた名だとも言われているようですが、丸い球形をしているところから「陽」の字をあてたのでしょうか。

アジサイの花言葉は「うつろい」。
どんどん変化していく花の色にちなみ、「移り気」「浮気」とされることもあります。

 


アジサイの花について少し調べていたら、幕末の医師/シーボルトとその日本人妻・お滝さんの物語に出会いました。

シーボルトは鎖国時代の日本において、長崎の出島で鳴滝塾を開講し、蘭学を広め、医者や学者を数多く輩出しました。

また、その妻のお滝さんは遊女であったという説と、当時、長崎の出島に出入りできる女性は遊女に限られていたことから、遊女であると偽っていた説があるようです。

植物学者でもあったシーボルトは、著書『日本植物誌』の中で日本のアジサイを紹介し、妻・お滝さんの名前をとって「オタクサ」と名づけました。

学名として正式には採用されなかったようですが、花の名前に(公にはしにくい)愛する人の名をしのばせるとは、ロマンチックなようで、なんとも切なく感じます。


のちに、ふたりの子ども/楠本イネは、当時としては非常に稀だった混血児として大変な苦労をしながらも、日本人女性として初めて西洋医学を学び、女医として、産婦人科医として、日本の医学の発展に大きな貢献をしたといわれています。

そして、この楠本イネにも悲しい恋の物語が・・。
長くなりますので、こちらはほかに譲りますが、何がいいたいのかというと、花には物語がありますね。

そして、これら花にまつわる物語にふれると、花を見たときの印象が、これまでとはだいぶ変わります。

 

わたしは、アジサイを見ると、いつも「日陰」な想いを抱きます。

日陰でしとしとと雨に濡れながらも強く美しく咲くアジサイ。
明るい太陽をサンサンと浴びて伸びていく花ではないけれど、静かで気高い咲き方ですね。


ちょっとワケありの恋の相手にしたためるときは、アジサイの柄の一筆箋で?!
・・・いえいえ、決しておすすめするわけではないですが。。(笑)


参考/書籍『決定版 365日の誕生花 花言葉と花占い』(主婦と生活社刊)、ほか

 

**

来月発売予定の新刊本、『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』(原書房刊)の表紙カヴァーが決まりました。

cover_loveletter.jpgタイトルと著者名は、わたしの手書き文字で、となりました。

今回は写真をカラーでたっぷり掲載します。カメラマンさんの力作です!! どれも、すごく、素敵でしょ。 

けんか2.JPG

 

シール.jpg

ラブレターインク.jpg

 

 

 

 


 

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