こんにちは、いかがお過ごしですか。
こちらは、窓の外は大雪です。車の方はタイヘンタイヘン。早くやむといいけれど・・
さて、気のせいでなければいいのですが、最近、手書きブームがきているように感じませんか。
文房具屋さんに行くと、春模様の便箋・一筆箋・ハガキがたくさん! 春は人事異動や引越しも時期でもありますから、手書きで一筆書く機会が増えますものね。
唯一、定期購読している季刊誌『銀花』の今季号も、手紙の特集でした。
「心歌え、手紙に歌え」。なんと全75ページにも及ぶ大特集で、絵手紙をつくったという小池邦夫さんの手紙や、手紙の達人として知られる永六輔さん、黛まどかさん、他にも片岡鶴太郎さんや女優の八千草薫さんなど、作家・俳優・タレント・イラストレター・漫画家さん・・・の書いたハガキが一挙公開されています。
あんまり若い方のものは載っていませんが、、、^^;
眺めていると、手書き文字には「ただ手書きである」というだけで「味わい」があるものだなぁ、とあらためて思います。
字の上手(うまい)・下手(へた)は関係ないんですよね。
わたし自身、いつも思うことですが、人は、美しく整った文字に感動するのではなく、味わいのある字・なんとなく個性的で「その人らしいなぁ」と感じる文字を見たときに、「うわぁ、いいなぁ」と思うものだと思います。
では、「味わいのある文字」「自分らしい文字」を書くにはどうすれば? 気を張ることなく、自然体で、のびやかに書くのがいちばん。ちょっとの書き間違いを気にする必要はありません。
たとえ勢いあまって書き間違ってしまったとしても、それも 「あらら、せっかちな人なのかしら?(笑)」 という「らしさ」につながるように思います。