プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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2017年6月22日 04:43

最近の思うこと。刺繍カード、封緘シール、大阪フォルムカード、中標津の風景印

こんにちは、いかがお過ごしですか。

ここのところ、目の前のことに追われるばかりでしたが、今日は少し自戒を込めて、頭の中を整理しながら書いてみたいと思います。

文章が長くなります。写真は下のほうに掲載しています。


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幼い頃から手紙を書くことが好きでした。なぜ好きだったのか、その理由は、口下手の反動だと思います。
友だち同士の他愛もない会話なら困ることもないのですが、もう少し深いところの気持ち、わたしなりのわかってほしいことを咄嗟に声に出して伝えることに、苦手意識がありました。

つい相手に遠慮してしまうようなところがあったり、後になってから、「あのとき、ああいえばよかったのに」「あの人は、わたしにこんなことを言いたかったのかな?」と悶々としたり、ストレスを感じたり...

多かれ少なかれ、だれにでも共通する悩みだと思います。「気持ちを伝える」とか、「人とつながる」というのは、シンプルなようで、本当にむずかしいですね。

ところが、それが書くことでだったら、自分のペースでじっくり言葉を選べます。頭の中、心の中にあることを書きだして、相手にとって受け取りやすいように書き方を工夫して。間違えたら書き直せばいいですし、手紙という手段でなら、相手にとっての都合のいいときに読んでもらうこともできます。

大人になってからも書くことと縁が深く、いろんなきっかけを経て文章を書くライターとして個人事業主でスタートしたのが、今から15年ほど前のこと。
当時は、中小企業の社長さんにインタビューして、「なぜその会社を興したのか」「その商品・サービスを通して、お客様にどんな価値を提供したいとお考えか」といった想いを冊子にしてまとめる、小冊子づくりの仕事をしていました。

セールスするのが苦手だったので、出会う人にハガキを書いて送るほか、一筆箋も頻繁に使っていました。

仕事の相手はすべて社長さんでしたから、わたしなりのプレッシャーもありました。「未熟なわたしにできることはなんだろう?」、いつもそう悩み、考えながら、小さなことでもお礼状を書いて送ったり、用事がなくても季節が変われば季節のあいさつを書いて送ったり・・

すると、しだいに、「いつもありがとう」「あなたから届く1枚を楽しみにしている」「ウチの会社の女性社員が、机の上に飾っているよ!」といった声が聴こえてくるようになりました。

とってもうれしいので、「では、次はなんて書こう?」「どんなふうに書いたら、もっと喜んでもらえるんだろう?」と、「もっと、もっと!」と追求する気持ちが生まれ、書く枚数が増え、それにしたがって依頼の数も増え・・・
しだいに、「うちの会社で、ハガキの書き方を教えてほしい」「本にして出版してみないか?」という話をいただくようになり、自らが書くとともに、その書き方を教える側に、立場が変わっていきました。

手紙が、人の縁を運び、わたしを育ててくれました。

**

「むらかみさんにとって、手紙とはどういうものですか?」と質問を受けることがあります。
わたしにとって、手紙とは、いつも自分の味方になってくれるものです。伝えられない気持ち、もどかしさ、未熟な自分を補ってくれるもの。人とつながり、自分らしく前向きに生きていく上で、その成長を後押ししてくれるもの、心を強くしてくれるものです。

2013年秋、手紙の力をもっと多くの人に伝えていきたいという思いから、一般社団法人手紙文化振興協会を設立しました。

手紙や文章を書くにあたって、悩みや不安はたくさんあると思います。
でも、つたなくていいんです。正しく美しい日本語や文章の書き方は、身につけるに越したことはありませんし、そのための努力も必要ですが、最初から100点を目指することに意味はないと考えます。

それらは一生をかけて学んでいくもので、もちろん、わたしも真剣に学んでいる最中です。

(社)手紙文化振興協会では、手紙がもっと身近なものになるよう、講師育成、企業研修、講演、ワークショップ、文例監修、レターアイテム開発、書籍執筆・監修など、手紙にまつわるさまざまな活動を行っています。

この思いに共感してくれる方、ぜひ一緒に学びませんか。そして、手紙のすばらしさを広める活動を共にすすめていけたら、心からうれしく思います。


1級+2級の同時申し込みで、受講料10%OFFに!

ご自宅で学べる通信講座/【通信講座・手紙の書き方講座】のほかに、7月は東京(協会事務所)と大阪(ジュージヤカルチャーセンターなんばパークス)で、座学でも講座を行っています。



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刺繍が人気ですね。紙モノも刺繍モノをよく見かけます。上はホールマーク社のもの。


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こちらはG.C.PRESS社。ハートの封緘シールを貼っている位置がポイント!!


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大阪のフォルムカード。たこ焼き食べたい。

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北海道、中標津郵便局のホルンスタインの風景印。人口より牛の数のほうが多いのだそうです。インパクト大! 


20170619-4.jpg
歌舞伎座で一筆箋講座を行います。6/27(火)14時~15時半、お茶・お菓子・一筆箋のプレゼント付きで3,000円。担当者さんが、海老蔵さんの一筆箋で、チラシを送ってくれました。

お申し込みは、歌舞伎座サービス株式会社(西村様、高野様)、電話:03-3545-6820 (受付10:00~17:00)までお願いします。

次回は8/4(金)です!


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