いざ手紙を書こうと思っても、「何を書けばいいのか」「どう書けばいいのか」考えあぐねてしまうこと、あると思います。
特に、最初の書き出し。ここがクリアできれば、あとは要件を書けばOK。それだけに冒頭の一文は大切です。
よく目にするのが、時候のあいさつ。
わたしも、冒頭の一文は、その日のお天気や、そのときに感じた空の様子、気温の寒暖、暦、季節の風物詩(お花や食べ物)などについて書くことが多いです。
最近であれば、「朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。その後、いかがお過ごしですか」「そろそろコスモスの花が咲き乱れる頃。お変わりありませんか」などなど。
昨日、北九州市門司港の「じじや」という干物屋さんからDMが届きました。その中に「これ、すごい!」」と思った書き出しがありましたので、ご紹介します。
「ぴちぴち瓦版」と名づけられたニュースレター(企業や商店が、お客様に宛てて送る手づくり新聞)の中にあった一文です。
「つい最近までラジオ体操の音がしていた公園も 風に吹かれてドングリがたくさん落ちています。秋なんだなぁ・・・と哀愁を感じるよりも食欲の秋に大喜びのスタッフ一同です。(^^)v」
夏の風物詩=ラジオ体操
秋の風物詩=ドングリ<食欲
季節の移ろいが気持ちよく感じられる上に、食欲まで刺激されちゃう@干物屋さんのDMですし。うまいなぁ・・!
門司港じじや http://www.jijiya.com/