こんにちは、いかがお過ごしですか。
樹々の緑が鮮やかですね。今朝はアヤメの花が咲いていました。
さて、もうすぐ元号が「令和」に変わります。
「令」が意味する規律をわたしはAIと受け止めています。物事が急速に機械化・均一化していく一方で、わたしたちが人間らしく感情豊かに生きていくためには人の心を想像し、おもんばかるセンス、感じる力が不可欠です。
どちらか一方に偏るのではなく、両者が溶け合うように、調和するように。
わたし自身においても、世の中全体においても、「令和」という時代が文字通り、そんな時代になるといいなと願っています。
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今年も南極大陸からハガキが届きました!
書いてくれた日付が平成30年10月。昭和基地内郵便局の消印が30年12月5日。受け取ったのがつい先日。およそ半年かけて地球をぐるっと半周、旅してきたハガキです。
送り方等についての情報は「郵頼(ゆうらい)」で検索を。
「春」という言葉&桜モチーフがいっぱいでルンルンします。Nさん、ありがとうございます。
雑誌『新世』で寄稿しました。
倫理研究所が発行する雑誌です。
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4/16(火)東京フィル定期演奏会 バッティストーニ指揮、東京オペラシティ
ノートルダム大聖堂での火事を受けて、マエストロの気迫がいつも以上にすごかったです。深い悲しみを抱きつつも、前を向いて高らかに生きていくのだという強烈な意志の力を感じました。
必死に食らいつこうとするオケの皆さんもすばらしかった。
チャイコフスキー交響曲第4番。最後3分くらい、呼吸するのも忘れるくらい(オーバーですが、それくらい)引き込まれました。気分高揚、胸いっぱい。たくさんエネルギーをもらいました。
チャイコフスキーの交響曲第4番は、チャイコフスキーのパトロンでもあった、ある一人の未亡人に捧げられたものとされています。
二人は深く強い信頼関係で結ばれ、互いの晩年まで14年にもわたり頻繁に文通していたのだとか。その間、たった1つ「絶対に会わない」という固い約束を交わして...。
いろんな愛のカタチがありますね。
そういえば、わたしにはもう15年くらい連絡をとっていないものの、お互い60歳になったら会おうと約束している人がいます。
彼はその約束を覚えているかしら?
ふと、そんなことを思いました。