プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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お気に入りの文房具: 2009年2月アーカイブ

2009年2月25日 12:00

「冬将軍」「月夜」から連想するものは・・?

こんにちは、いかがお過ごしですか。

春までもうちょっと! 週末になると、お天気がよくなるようですね。

 

さて、昨日、お友達から届いたメールの書き出しに、「冬将軍が戻ってきてしまいましたね」というフレーズがありました。

fuyushogun.JPGうわぁ~、素敵なフレーズだなぁ、と思いました。

季節を擬人化するって、日本語独自の感覚なのでしょうか。わたしは外国語オンチなので、他言語との比較ができませんが、日本語って、つくづく美しい言葉だなぁ、と思います。情緒がありますものね。

 

冬将軍といえば、そういう名前のインクがあるんですよ。
Pilot社の iroshizuku シリーズ。 
 http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/iroshizuku/index.html

はっきりご覧いただくには、こちらから。
 http://www.asahiyakami.co.jp/shop/ink/ink_pilot10.htm
「なるほどなぁ・・」と思わせる色ですね。

 

このPilot社の iroshizuku シリーズは、インクの名前が美しいんです。上の「冬将軍」しかり。「紫陽花」「夕焼け」「露草」など、日本の自然や情景が名前になっています。

国内メーカーならではのセンスですね。こういう名前のインクが世界中に広まっていくのは、とっても素晴らしいことだと思います。

 

わたしが持っているのは、こちら「月夜」。

tsukiyo.JPG黒に近い濃紺が、少しだけ黄味がかっているように見えます。満月の月明かりに照らされている空の色でしょうか。都会の空ではなく、人里離れた地方の、月夜の空の色ですね。

(ご参考;『石川賢治 月光の屋久島』)


上の「冬将軍」や「月夜」はシックな落ち着いた色のインクですから、オフィシャルな手紙に似合います。重要な書類にサインするときにもいいですね。

比較的、手に入りやすいインクなので、デパートの文具売り場にでかける際にでも、ぜひ。
 

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2009年2月18日 13:00

万年筆にまつわるハートウォーミングストーリー

こんにちは、いかがお過ごしですか。

三寒四温。寒さと暖かさを繰り返しつつ、日に日に春に近づいているようですね。もうすぐ春が来るのかな~。

 

さて、友人から、万年筆にまつわる心温まるエピソードを聞きました。

その友人は先日、お母様から、「お仕事で1つがんばったご褒美」に万年筆をプレゼントしていただいたのだとか。

二人でデパートの万年筆売り場に足を運んだときのこと、「どの万年筆を買う?」となったときに、たまたま目にとまったのが、ペリカン社の万年筆。その場で一目惚れして買い求めた後、持ち帰ってじっくり見つめているときに気づいたのが、ペリカン社のトレードマーク。

このマークって、お母さんペリカンが赤ちゃんペリカンにエサをあげているところなんですね。

m40d_small.jpgヨーロッパでは母子愛の象徴としても知られていると言います。狙ったわけではないけれど、母から子へのプレゼントとして、無意識のうちに、とても意味のあるものを選んでいたというわけです。

 <画像、御借りしました。m(__)m>

 

さらに話を聞いたところ、今回、万年筆をプレゼントしてくれたお母様は、以前に、今はもう亡くなってしまったご主人(友人のお父様)から、同じデパートの同じ売り場で、同じように万年筆をプレゼントしてもらったことがあるのだとか。

今、その友人には小学生のお子さんが2人います。何年か後、また何十年か経った後、きっとその友人は、今度は自分の子どもたちに、同じように万年筆をプレゼントするのでしょうね。

そんなことを想っていたら、なんだか胸がジーンとしてしまいました。

万年筆って、思い出になる道具ですね。

 

**

こちらは私物です。ペリカン社の特別生産品、世界の都市シリーズ「マドリッド」。

わたしはこの1本で、万年筆ワールドに足を踏み入れようと思いました。 ・・という意味では、わたしにとっても思い出の1本かぁ。買って4年経ちますが、今も、大のお気に入り。ほぼ毎日使っています。

pelikan.JPG

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