もうすぐバレンタインデー。ラブレターについて少し書いてみたいと思い、拙著『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』(原書房刊)を読み返していました。
拙著の中で、昭和の大スター/石原裕次郎さんが、当時交際中で、後に夫婦となる女優の旧姓・北原まき子さんに宛てた手紙を紹介しています。
あらためて読み返してみて、「なんだこれー!すごくいいわー」と身もだえしました・笑
ケンカの後に書かれた手紙です。一部、抜粋します。
僕だけのマコ
こんな冷たい戦争、もういやです。
僕は本心でさっきマコに謝ったつもりなのに...。
昼ゴハンの時はたしかに僕が悪かったのです。昨日からあんなに心配かけておきながら、あんなこと言って我儘ばかりゴメンナサイ。
部屋に帰って、無性に淋しくなって、ビール一本のみました。そして、マコと僕の唄、誰もいなかったので大声で何曲も......何回も唄いました。
でもマコは来なかった。マコが泣いた様に僕も少し泣きました。唄って唄って唄いながら泣きました。
何んでこんなにならなければならないの?
皆々僕が悪いのですね? 僕は大バカ者!!
マコの気持ちわかりすぎる程わかっているの......
だから我儘ばかり言うんだ!!
逢いたくて逢いたくてどうしようもない。
しめ殺す程抱きしめたいけど僕の足がマコの部屋に向かないの...... (一部のみ引用)
書籍『裕さん、抱きしめたい』石原まき子(主婦と生活社刊)
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わたしはちょびっと世代が違うため、小学生の頃、テレビで「太陽にほえろ」を観ていたくらいで、映画はほとんど観たことがありません。
が、上の手紙を読み返し、当時の日活の映画「太陽の季節」「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」など観てみたいと思いました! カラオケは「夜霧よ...」を練習しよう!
が、上の手紙を読み返し、当時の日活の映画「太陽の季節」「狂った果実」「嵐を呼ぶ男」など観てみたいと思いました! カラオケは「夜霧よ...」を練習しよう!