こんにちは、いかがお過ごしですか。
淡いピンク色の木瓜(ぼけ)が咲いていました。色のグラデーションも、コロンコロンした形も、可愛らしいですね。
椿もまだまだがんばっています。
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フィギアスケートの浅田真央さんが現役時代にお母様を亡くされたとき、インタビューでこんなことを言っていました。正確なところまでは覚えていませんが、おおよそ次のようなことでした。
「まわりの皆がいろんなことを言ってくれます。『がんばって』とか『がんばらなくていいよ』とか。そんな中、わたしが今、大事にしているのは『いつもどおり』という言葉です」
このインタビューを聞いたとき、わたしはいたく感動したことを覚えています。
試練のときに慌てず冷静にいつもどおりを貫くのは並大抵のことではありません。やむを得ないことは当然ついてまわるわけですが、心の中は努めて「いつもどおり」を心がけたいものだと、わたし自身、自分に言い聞かせています。
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手紙を書くと、次のような効果が得られます。
・「どんなふうに書こうか?」と考える過程で頭の中が整理され、考える力が身に付きます
・文字をつづるうちに自分の気持ちに気づけ、自分を客観視でき、感情が穏やかになります
・気持ちを言葉にして伝えられるため、意思が強くなります
・日頃から紙に書き出す習慣をつけると、自然と自分の中に言葉が蓄積され、咄嗟の場面でもすぐに伝えたい言葉が口に出てくるようになります
・手紙を書くときには相手のことを想像しますから、大切な人を想像する貴重な時間が持て、感謝やなつかしさ、胸のときめきなどを感じる豊かな時間を過ごせます
・日頃の感謝を言葉で返せることから、知らず知らずのうちに心が満ち足りていきます
・送る自分と受け取る相手、両者の心の距離が近づきます。わだかまりが解消されたり、信頼関係が生まれたり、今よりお互いの関係がよくなります