こんにちは、いかがお過ごしですか。
趣味で声楽を習っていて、今はミサ曲を中心とした合唱の練習と、個人レッスンに通っています。
声楽の練習はスポーツと同じくらいハードで、終わるといつも体中から気が抜けたような脱力感を味わいます。
音程、リズム、発音、音の強弱、アクセントやクレッシェンドなどの音楽記号・・
それぞれの声を出すときの体のつかい方、息の回し方、あご・頬骨・こめかみの位置、背中、腰、曲の解釈・・
歌いながら処理しなければならない情報量があまりに多く、体と同じくらい頭もつかれます。
生まれ変わったら(イタリア人に生まれて)オペラ歌手になりたい。今世では、お金持ちになって仕事をしばらく休んで音大に通いたい。...なんて思っていたこともありましたが、いずれも都合のいい妄想ですわ。
もっとも、仕事しながら月に何回もレッスンに通う時間が持て、舞台にも立てるのですから、ありがたいことですね。
直近の個人レッスンではあまり出来がよくなく、「ちゃんとしっかり予習して行ったのに、ぜんぜん歌えなかった、、」なんてさみしく思ってしまったのですが、そういうのはあまりよくない思い込みかな。
できない点ばかりに目を向けるのではなく、できるようになった点に目を向けよう!!
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人付き合いもなんでも同じですね。
謙虚さと傲慢さの間を行ったり来たり。
自分のはかなさに思い悩むこともあれば、過剰にわからせようとしてしまうこともあります。
俯瞰して見れば(それができれば)、そういう揺れも味わい深いものでしょうか。
月光荘のハガキでマキシマムカードが届きました。
月の明かりで手紙を書けば
文字より想いが増してくる