ヒメザクロ(姫柘榴)
ヒサカキ(姫榊)
ザクロより小さいからヒメザクロ、サカキより(葉が)小さいからヒサカキ。おつですね。日本語はどこまでも奥深く、興味がつきません。
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ここ数年、終活の一つとして「年賀状じまい/終活年賀状」というワードが広く知られるようになりました。
「今年で年賀状を最後にします」と知らせる年賀状じまい。必ず送らなければいけないものではありませんが、何も知らせずに辞めて「一体どうしたんだろう?」「何かあったのだろうか?」と気を揉ませてしまうとしたら、本意ではないですね。
しかしながら、いざ送るとなると、様々な悩みが生じるようです。
■いつ送るか? 送るタイミング
1. 年内に送る(11月初旬~12月半ば)
多くの人が年賀状を書き始める前に送ると、親切です。その際は年賀状ではなく、印刷会社のひな形や、市販のハガキやポストカードを使って送りましょう。
2. 年賀状にひと言添えて送る(正月)
例年どおり年賀状を送り、その年の年賀状をもって最後にしたい旨を書き添えます。辞退する理由は触れても触れなくても、どちらでもかまいません。「終活の一つとして」「寄る年波には勝てず」などとすると、納得感があると思います。
3. 松の内が明けてから送る(1月8日以降)
新年に年賀状を送らなかったことを詫びるとともに、来年以降は辞退する旨を書き添えて送りましょう。冬の寒い時季に健康を気づかう「寒中見舞い申し上げます」という一文から書き始めるとスマートです。
辞めるか続けるかにとらわれるのではなく、今後、相手との関係をどうしたいか、どのようにつながっていきたいかを考え、「これからは電話で連絡しますね」と書き添えたり、LINE等のQRコードを掲載しておく方法もあります。
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福岡のテレビ局RKBテレビの夕方の情報番組「タダイマ!」に、手紙文化振興協会の講師、手紙の書き方コンサルタント 田中美和講師がリモート出演しました! 年賀状じまいについてお話ししました。