こんにちは、いかがお過ごしですか。
今日8月7日(火)は二十四節気の「立秋」。夏のお便りを送る場合は、今日以降、「残暑お見舞い申し上げます」となります。
さて、オリンピック、すごいですね!
日本選手が大活躍だから、朝暑くても、目を覚ますのが楽しみです。
こちら、銀座・鳩居堂さんの一筆箋、なでしこ柄です。
ふふふふ。我ながら、いろいろ持っているのですねーー。
ところで、「なでしこ」について調べていたら、おもしろい一節を見つけました。
―イギリス人はなでしこを「Pink」と呼んでいつくしみました。色のピンクは、この花に由来します。―
つまり、もともと英語の「Pink」はなでしこを意味し、なでしこの花の色を「Pink」=「なでしこ色」という言い方をするのだそうです。
ご存じでした? わたしはまったく・・・。
色の名前といえば、日本の伝統色の名前も、とてもおもしろくて奥が深いと感じます。
手元にある書籍『新版 日本の伝統色 その色名と色調』(長崎盛輝著、青幻舎刊)によると、いわゆる「ピンク」と表現される色も、
・一斤染(いっこんぞめ)Orchid Pink
・桃色(ももいろ) Fuchsia Pink
・紅梅色(こうばいいろ) Rose Pink
・中紅(なかべに) Cherry Pink
・桜色(さくらいろ) Very Rose Orchid Pink
・退紅(あらぞめ) Pale Orchid Pink
・薄紅(うすべに) Rose Pink
・鴇羽色(ときはいろ) Cupid Pink
・桜鼠(さくらねずみ) Silver Pink
と、実に繊細な色分けがされています。
万年筆のインクの色も、ひと言で「ブルーインク」といっても、各メーカーによって微妙に(いえ、大きく)色合い・風合いが異なりますものね。
「色」はとてもおもしろい。「なでしこ」についてちょっと調べるつもりだったのが、どんどん深みにはまってしまいました・・。
ちなみに、この書籍/青幻舎のビジュアル文庫シリーズは、文庫なのに1冊1200~1500円ほどしますが、どれも好きな人にはたまらない、持っていて損のない素晴らしいシリーズだと思います!
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こちらは読者さんからいただきました。
山口県のご当地フォルムカード、金魚ちょうちんです。
金魚ちょうちんとは、白壁の町/柳井市の伝統工芸品だそうですね。
表情がユーモラスで、なんともいえない可愛らしさ。すっかりツボにはまりました!
わたしはまだ実際に目にしたことがないのですが、関東でも売られていたりするのかしらん?
山口県のMさん、ありがとうございます!
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9月8日(土)15時~16時半、渋谷センター街入口にある大盛堂書店さんにて、拙著『大切なあの人へ ラブレターを書こう!』の出版記念トークイベントを行います。
入場無料! 事前のお申し込みが必要です。
詳しくはこちらをご覧ください~。 お電話(03-5784-4900)の他に、リンク先のサイトにある右上のフォームからも、お申し込みいただけます。
お会いできますのを楽しみにしています!!