こんにちは、いかがお過ごしですか。
春までもうちょっと! 週末になると、お天気がよくなるようですね。
さて、昨日、お友達から届いたメールの書き出しに、「冬将軍が戻ってきてしまいましたね」というフレーズがありました。
季節を擬人化するって、日本語独自の感覚なのでしょうか。わたしは外国語オンチなので、他言語との比較ができませんが、日本語って、つくづく美しい言葉だなぁ、と思います。情緒がありますものね。
冬将軍といえば、そういう名前のインクがあるんですよ。
Pilot社の iroshizuku シリーズ。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/fountain/iroshizuku/index.html
はっきりご覧いただくには、こちらから。
http://www.asahiyakami.co.jp/shop/ink/ink_pilot10.htm
「なるほどなぁ・・」と思わせる色ですね。
このPilot社の iroshizuku シリーズは、インクの名前が美しいんです。上の「冬将軍」しかり。「紫陽花」「夕焼け」「露草」など、日本の自然や情景が名前になっています。
国内メーカーならではのセンスですね。こういう名前のインクが世界中に広まっていくのは、とっても素晴らしいことだと思います。
わたしが持っているのは、こちら「月夜」。
黒に近い濃紺が、少しだけ黄味がかっているように見えます。満月の月明かりに照らされている空の色でしょうか。都会の空ではなく、人里離れた地方の、月夜の空の色ですね。
(ご参考;『石川賢治 月光の屋久島』)
上の「冬将軍」や「月夜」はシックな落ち着いた色のインクですから、オフィシャルな手紙に似合います。重要な書類にサインするときにもいいですね。
比較的、手に入りやすいインクなので、デパートの文具売り場にでかける際にでも、ぜひ。