こんにちは、いかがお過ごしですか。
先日、もうすぐ80歳に手が届こうかという社長さんにインタビューして、お客様向けのレターを書かせていただく機会に恵まれました。
わたしは音楽でも絵画でも小説でもすぐに感情移入してしまうので、社長さんの話に耳を傾けている最中も、つい目頭が熱くなり、目に涙がたまってしまいます。
長く会社を続けるにあたり、順風満帆な人生などあろうはずがなく、さらっと話す言葉の中からも、ときにものすごく深い悲しみや苦悩やそれらを乗り越えてきた強さを感じ、つくづく「すごいなぁ」と感嘆します。
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わたしは10年ほど前まで「あらがみかずこ」の名前で、中小企業の社長さんにインタビューして、社長さんの仕事に込める思いを冊子にまとめる小冊子作成の仕事をしていました。
その数100社以上、書籍も出版していただきました。
社長さんの思いに耳を傾け、それを原稿に起こす仕事はとても有意義で楽しく、最後のほうは夢中になりすぎた(社長さんは皆、基本わがままですし)ゆえにバーンアウトしてしまったような情けない感じでもあったのですが、それゆえもあり、今あらためて、今の時代に合う方法・見せ方でお役に立つことができれば嬉しいなと感じています。
わたしも年齢を重ね、多少、いろいろ上手になったと思いますので。
いろいろなことを整えて、少しずつまたチャレンジしていきたいです。
雑誌「THE21」8月号、なんと、カラーページで手書き特集! SNSやAIの時代だからこそ、人肌や温かみを感じる手書きが有効です。「手間がかかる」「文章がわからない」「文字がへた」など手書きにまつわる疑問や悩みをいかにして解消していくか、取材していただきました。