こんにちは、いかがお過ごしですか。
わたしは今、とても心が落ち着いています。
ここ数か月どこかずっとモヤモヤ・カリカリしていたことが急速に表面に噴出し、それとの格闘を終え、ホッと一段落という感じです(心の中のことです)。
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先日、作家・田辺聖子さんが亡くなりました。
わたしはこれまで田辺さんの小説を読んだことがなく、今回初めて『言い寄る』を読みました。
会話が関西弁で書かれていることもあり、最初は少し馴染めないところもありましたが、読み進めるうちにグイグイと引き込まれ、一晩で一気に読み終えました。
小説の醍醐味は、自分とはタイプが異なる人の生き方を味わえることにも、あるのですね。
わたしはこれまでストーリー展開や、見たことのない風景、時代、人間模様に触れて知らない世界を楽しむような読み方をすることが多かったのですが、今回この小説を通して、自分とは正反対ともいえる(でも、とても似てる)主人公の感情の動きにひたることで、自分の枠が広がるかのような感覚を覚えました。
感情の描写が生々しく、迫力がありました。かっこいい。
恋がしたい人におすすめ!
紫陽花の立体カード、当協会の講師から届きました。
勝手な推測ですが、日本女性の好きな花の第1位は桜、2位は紫陽花ではないでしょうか。桜は潔く、誇らしく、可愛らしくもあり、気持ちが華やぐイメージがある一方で、紫陽花にはつつましく、控えめな、どこか日陰のイメージもありますね。
だれにでもいろいろな顔があるように、わたしにも桜、紫陽花、いずれの顔もあります。さらにいえば、薔薇も野草もあれもこれも...。まだ知らない自分もたくさんいるのだろうと想像します。そう思うと、こわいような、でも楽しみはどこまでも続く気持ちになります。
公益財団法人日本郵趣協会さんから届きました。イギリス切手研究会なるものがあるのですね。モチーフになっている紳士については調べきれませんでした。
ハンゲショウ(半夏生)。花が咲く頃、葉の一部が白く変色する植物。10センチくらい下に垂れている穂になった部分が花にあたるそうです。不思議です。