プロフィール

むらかみかずこ

一般社団法人
手紙文化振興協会 代表理事

ビジネス手紙有限会社
代表取締役

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メッセージ

かつて連絡を取り合う手段だった手紙が、「気持ちを伝える道具」へと、その役割を変えました。

このブログでは、幼少の頃からの手紙好きが高じて現在の仕事をはじめたわたし/むらかみかずこが、手紙の書き方・楽しみ方や、気持ちが伝わる言葉、文章の書き方のヒントをお伝えしていきたいと思っています。

声に出して伝えるのが苦手でも、書くことでなら、意外とスムーズに伝えられることがあります。まして、それが手書きなら、言葉の力が何倍にも強まります。

伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさを抱えたことのある人に、ぜひ楽しみながら見ていただきたいと願っています。

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アーカイブ

2019年1月アーカイブ

2019年1月31日 17:57

増刷御礼、梅の切手が使いどき、フランスからのエアメール、風景印の捺し方がすごい、ほか

こんにちは、いかがお過ごしですか。
そろそろ節分。お正月から1か月が経過して、またひとつ気持ちが新しくなるチャンス到来です。一陽来復。佳きことがたくさん訪れますように。


■  3刷決定! 拙著『お客の心をつかむ 売り込みゼロの3分ハガキ術』(日本経済新聞出版社)、読んでいただいた方からの評判がよく、うれしい限りです。よろしければぜひ。

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■2月になれば、梅の花。普通切手の梅切手はまさに今が使いどき! 2月は大量消費月間です。
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■ フランスからポストカードが届きました。ペルシャやシルクロードの香りも漂うデザインですね。おしゃれ~。過去に確実に貴族階級の人たちが存在したことを思わせます。
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■ エアメールのときには、切手の真上に消印を捺さない配慮がほしい。面倒だとは思いますが。
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■ 真っ赤なお花のポストカード。文楽の人形がモチーフになった個性的な風景印付き。ありがとうございます!
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この郵便局員さんの風景印の捺し方がいかに精密か、感じとれますね。
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2019年1月21日 18:39

渋谷郵便局の風景印、最高の時間、変わった神社ほか・・

こんにちは、いかがお過ごしですか。

1.11付。渋谷郵便局の風景印で届きました。
子どもの頃、実家の庭にスイセンの花が咲いていました。この時季に咲く花は少ないからでしょう、よく記憶に残っています。花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」。池の水面に映る自分の姿に見惚れた少年の話がギリシャ神話にありますね。ナルシストの由来と言われています。
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2019.1.19、忘れられない1日。
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終演後、興奮、達成感、感謝、喜び、満足感、悔しさ、生きる悦び・・。様々な感情で胸がいっぱいになりました。

マーラー8番の後半部分の歌詞は、ゲーテの「ファウスト」が元になっています。
とても難解な歌詞なのですが、人間の弱さを歌うところのメロディーがとろけてしまいそうなほど優美なのです。そして最後にはゆるし、救いがあり、天へとつながります。

リハーサルのとき、バッティストーニ氏が「すべての芸術の源がここにあると思っている」と言っていた箇所があります。
ひと言でいえば「愛」。けれど愛にもいろいろあります。わたしはそれをまだ自分の言葉として言語化できていませんが、これからずっと考え、感じ続けていきたいと強く胸に思っています。

最高でした。


金沢市内の尾山神社。高窓にステンドグラスが。めずらしい建造物の神社ですね。
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研修、講演会~合唱本番で出ずっぱりだったわたしに代わり、当協会の優秀な講師たちが見事に段取りしてくれ、NHK番組の収録がとどこおりなく終わったと連絡を受けました。

放映日はまだ先です。桜が咲く頃かな。お楽しみに!



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2019年1月14日 10:45

スタバ年賀状、これまでの振り返り(1)

こんにちは、いかがお過ごしですか。
今日は3連休の最終日。春のきざしを感じています。

今年届いた年賀状の中にうれしいサプライズが!
スタバ年賀状。これ知りませんでした。ドリンク1杯無料チケット付き。うれしいです。ありがとうございます!

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大学を卒業後、特殊法人勤務をへて小さな編集プロダクションに就職しました。もともと本や雑誌を読むことが好きだったので、雑誌づくりに興味がありました。

その会社で基本的な「書くこと」や印刷のことを覚え、いろいろなタイミングが重なって個人事業主のライターとして初めて自分の名刺を持ったのが、今から約20年前。

最初はタウン情報誌やブライダル情報誌の記事を書くことからスタートし、その後、中小企業の社長さんに「なぜ、その会社をつくったのか?」「その商品・サービスを通してお客様にどんな価値を提供したいとお考えか?」といった仕事に込める思いをインタビューして文章にまとめる小冊子作成の仕事とめぐりあいました。

当時のわたしは社会経験も何もかもすべてが未熟。お客様は企業の社長さんでしたから、同じレベルで話せるようなことなど何もなかったように思います。

ただ、そういう人たちからも信頼してもらえなければ、ごはんを食べていけません。
目の前の依頼に誠実に向かい合うことはもちろん、営業活動の1つとして、ご縁のある方にお礼状を書いたり、用事がなくても季節が変わるたびに季節のはがきを送ったり、ものや書類をやりとりする際には必ず一筆箋を使ってひと言添えたりしていました。

すると、しだいに「いつもありがとう」「あなたから届くはがきを毎回、楽しみにしている」「机に飾っているよ」といったうれしいお声をいただくようになりました。
褒めてもらえればそれはまさにご馳走ですから、「もっと喜んでもらうためにはどうすればいいのだろう?」「どんなふうに書いたらいい?」「どんなふうに工夫したらいい?」と、もっともっとと追求する気持ちが強くなりました。

運もよかったのでしょう。書く枚数が増えるにつれ依頼や紹介の数も増えていき、年間1000枚くらいになると、今度は「出版してみないか?」「うちの会社の女性社員に教えてほしい」といった新しい世界がしぜんと広がっていきました。

今も思い出すのが、当時、あるリフォーム会社の社長さんからかけてもらったひと言です。

「こういうの(←はがきのこと)はいいね。手紙を書くのは徳を積むいちばんの方法だから、これから先もずっと続けていきなさい」

わたしなりに必死だったからだと思います。泣きそうになるくらいうれしく、胸に響いた言葉です。

思うに、手紙がいつも未熟な自分を補ってくれました。





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2019年1月 6日 16:22

新年おめでとうございます。

テーマ:ご挨拶
新年おめでとうございます。

平和な世の中でありますように。
健康に過ごせますように。幸せを感じる時間が多くありますように。


12月は年賀状がらみの案件もあり月初めからずっとあわただしく、クリスマスが近づくにつれ「もう果てました・・」とばかりにフェードアウトとなっておりました。

親がシニアになると、まとまった休みは家の雑事に追われるのですね。年末には実家の片づけや施設訪問を。年始には家族で食事したほか、姉とショッピングに行ったり、初詣、東京タワー観光を。

日々いろいろあるのは当然として「生きていて今がいちばん幸せ」と胸にストンと感じられるお正月でした。一年後の今日も同じように感じていたいです。気分一新、また笑顔で元気にがんばろう!

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■手紙の力(その一部をご紹介すると・・)

【書くとき】 
・相手のことを想像する貴重な時間が持て、幸せを感じる瞬間が増えます
・相手のよいところに気付け、感謝できます
・文字をつづるうちに気持ちが落ち着き、高ぶった感情が穏やかになります
・文章を考える過程で頭の中のモヤモヤがすっきりと整理されていきます
・思いを言葉にすることにより、自然と意思が強くなります
・季節の移り変わりや暦に意識が向き、好奇心が刺激されます
・忘れていた漢字を思い出せ、言葉の知識が広がります
・自分の中にあるよい心を実感でき、癒されます


【受け取ったとき】 
・「あの人から届いた」という新鮮な驚きを感じられ、好意や感謝の気持ちが生まれます
・文字から人肌や人間味を感じ、心があたたかくなります
・手間をかけてもらったこと、大切にしてもらったことに気づき、感謝できます
・感性が刺激され、「わたしも書いてみよう!」と行動したくなります
・喜んだり、笑ったり、悔やんだり、相手の言葉に心が動き、自然と元気が出ます
・返事を急かされている感覚がなく、その気軽さに心地よくなります
・文字、紙、ペン、切手など言葉以外からも相手の人柄や性格を想像して楽しめます


元旦に手相師さんに手相を見てもらったら、「あなたは100歳まで生きる!」と断言され、ゴキゲンでした。笑

本年もよろしくお願いいたします。


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