こんにちは、いかがお過ごしですか。
今日の東京はさわやかです。
ありがたいにメディアからの取材の依頼が増え、本の制作もがんばっています。
そしてそのたびに、「なぜ今、手書きか?」その考えを深めるきっかけをいただきます。
ネットやスマホによるコミュニケーションが当たり前となった今、手書きの価値が見直されています。
LINEやSNSはなくてはならない連絡手段の一つである一方で、手軽であるだけに人肌が感じられず、人の心に閉塞感を与えやすい側面があります。
わたしにとって、手書きの手紙は、「自分に効く」「気持ちが落ち着く」「心がスッとする」もの。具体的には、
【書くとき】
・文字をつづるうちに気持ちが落ち着き、高ぶった感情が穏やかになる
・文章を考える過程で思考力や集中力が高まる
・季節の移り変わりや暦に意識が向き、教養が身に付く
・相手のペースを乱すことなく気持ちを伝えられ、よい印象とともに思い出してもらえる
・自分の中にある良い心を実感でき、癒される
・思いを言葉にすることで意思が強くなる
【受け取ったとき】
・「あの人から届いた」という新鮮な驚きを感じられ、好意や感謝の気持ちが生まれる
・文字から人肌や人間味を感じ、温かい気持ちになる
・手間をかけてもらったこと、大切にしてもらったことに気づけ、孤独を忘れられる
・何度も読み返せることから感謝の気持ちが持続する
・素敵なデザインのものなら飾っておきたくなる
・感性が刺激される
手書きすることによってだれかとつながり、だれかの役に立ち、だれかの喜ぶ顔を見て、結果として心の充足を得て、まわりに共感してくれる人が集い、成長していける。
手書きの手紙は、そういうとても大切なものですね。
手書きの手紙は、そういうとても大切なものですね。
大阪在住の当協会のマスターコンサルタント・おかもと円果講師から届きました。
わたしはクラシック音楽のコンサートに行くことが好きで、コンサートのプログラムをよく検索したりしているのですが、今年はチャイコフスキーとかロシアの作曲家のプログラムが多いと感じていたのには、こういう理由があったのね。