こんにちは、いかがお過ごしですか。
願わくば 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの望月の頃
西行さんの詠んだ有名な句ですね。
約すと、「願わくば、春2月15日(←お釈迦様の命日)ごろ、満開の桜を眺めながら、来世へと旅立ちたい」。
旧暦の2月15日を今の暦にあてはめると、今年は今日(3月7日)がその望月の日。
今年は桜の開花までまだだいぶ時間がありそうですが、ちょうどNHK大河ドラマ「平清盛」では先週から西行さんにフォーカスが当てられています。@わたしは毎週、けっこう楽しみに観ています!
鳥羽天皇の中宮である環子(のちの待賢門院)との秘めた恋に苦悩し、順風満帆であった武士の道を捨て、ついに出家してしてしまう佐藤義清(のちの西行)。
ドラマの中では、環子を壇れいさん、佐藤義清を藤木直人さんが演じています。
壇れいさんの天然悪女っぷりがいいですね。
自分では何の悪意もなく、素直に、ただ流れに身をまかせて生きているだけなのに、なぜか自分とかかわりをもった才能ある男性たちが、次々と墜ちていってしまう・・・
仕方ないんですよね。
今の世にもそういう女性はいますし、わたしはとても共感します。
もっとも、西行さんの場合、決して墜ちていったわけではないですが。
悟りの世界に強く憧れながら、現世への執着を捨てきれず、日々を悶々と過ごすことになったからこそ、花や木や月に自然と目がいき、すばらしい句をたくさん詠んだ西行さん。
世の中を捨てて 捨てえぬ心地して 都はなれぬ 我が身なりけり
「世の中を捨てたはずなのに、都の思い出が煩悩となり、私の心から離れない」
苦しいなぁ・・。
そして、苦しくも美しく、すごくリアルで胸に響きます。
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